伊藤健太郎

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 10月29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、同30日に釈放された俳優の伊藤健太郎が同日、集まった報道陣に対して謝罪した。

 伊藤が事故を起こした際に乗っていたのはSUV車。その車をめぐり、一部スポーツ紙は、伊藤が今年9月に古巣の芸能事務所に移った際、移籍の条件として購入したものと報道。

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 しかし、別のスポーツ紙は伊藤が前の事務所に所属していた時期に購入して納車されたものであるとして、報道を否定。ところが、移籍をめぐってトラブルを抱えていたことも報じられた。
 「3年間所属した前事務所と契約が残っているにもかかわらず、ギャラの支払い問題などで前事務所ともめ古巣に相談したという。結果、ギャラアップを条件に移籍したようだが、今後、双方の事務所の間で法廷闘争に突入する可能性まで噂されている。そうなると、当事者の伊藤は出廷させられることになる」(芸能プロ関係者)

 思わぬトラブルが発覚してしまったが、伊藤は今後、被害者男性と女性に対し、謝罪を含めた示談交渉を行うことになる。だが、示談が成立したとしても刑事罰を受けることは避けられない。
 「ひき逃げしてしまった事実は重く、今後、起訴される可能性が高そう。芸能人の同じような事件のケースだと、18年に飲酒運転に加えひき逃げ事故を起こした、元モーニング娘。の吉澤ひとみは、懲役2年、執行猶予5年(求刑2年)の有罪判決を受けた。吉澤は引退を発表し、免許を取り消されてしまうなど社会的制裁を受けたのでそのぐらいの量刑で済んだ。さすがに、伊藤は吉澤よりも刑が軽くて済みそうだが、芸能界に復帰したいなら運転はやめるべきだろう」(芸能記者)

 状況からして、今後、伊藤は民事訴訟と刑事事件の公判で最低2回以上、法廷に立たなければいけないのかもしれない。