日本人が回送列車に乗車して波紋 台湾鉄道が釈明「誤って乗った」
![台湾鉄道の名物列車「藍皮普快車」=資料写真](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/4/24915_1290_e638df2d_f169030d-m.jpg)
藍皮普快車は、青の塗装が特徴的な、台湾に唯一残る非冷房の旧型列車。枋寮(南部・屏東県)−台東(東部・台東県)間を1日1往復している。沿線の風光明媚な景色や、扇風機しかなく、窓が開けられるレトロな雰囲気などが魅力で「解憂(憂さ晴らし)列車」と呼ばれ、日本からも鉄道ファンが訪れる。
徐氏によると、当日の列車長は、乗車を認めていないと関与を否定。回送列車がたまたま、2人が乗車予定だった高雄行きの特急と同じホームに止まっていたため、同行の鉄道ファンが勘違いしたのではないかと話したという。日本人乗客は、回送列車が目的地の潮州駅に到着した後、ほかの列車に乗り換えて高雄に向かったことが分かっている。
(王淑芬、郭芷瑄/編集:塚越西穂)