ビスケットブラザーズ『ytv漫才新人賞』優勝 マユリカは関係者コロナ陽性で棄権
お笑いコンビのビスケットブラザーズが2日、読売テレビで生放送された『漫才Loversスペシャル 第9回ytv漫才新人賞決定戦』で優勝を果たした。
『ytv漫才新人賞決定戦』は関西を拠点に活動する芸歴10年目までの若手芸人を対象にした漫才コンテスト。年間3回行われる予選会『ytv漫才新人賞選考会』で選ばれた各ROUNDの上位2組、合計6組が決定戦に進出。今年度は、ビスケットブラザーズ、カベポスター、ニッポンの社長、蛙亭、マユリカ、紅しょうが(ネタ順)が狭き門を通過した。
審査員を務めたのは、オール巨人、ハイヒール・リンゴ、ブラックマヨネーズ・吉田敬、アンタッチャブル・柴田英嗣、木村祐一の5人と、マスコミ審査員10人。本来であれば、決定戦は3月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のため約5カ月延期になっていた。
観客は、感染予防対策を取った上で席の距離を開けて観覧。加えて、約100人の観客がリモートで生観戦した。また今回出場予定だったマユリカは、別の仕事で一緒だった関係者がPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受けたことにより、大事をとって本大会の出演を取り止め。棄権となった。
見事熱戦を制したビスケットブラザーズは、優勝が決まった瞬間、きんが号泣。「こんな暗い世の中が、少しでも明るくなったらいいなと思います!」と思いの丈を叫んだ。一方の原田も「お母さん、愛してるよ」と笑わせ、激闘の幕を閉じた。
ビスケットブラザーズの優勝コメントは、以下のとおり。
――優勝の感想は?
きん:僕ら9年目なんですけど、今までで賞を何も取ってこれなくて。初めていただいた賞が『ytv漫才新人賞』でめちゃくちゃ嬉しいです
原田:“お前らずっと人気ないもんなぁ”とか、“お前らは賞自体は取られへん、冷やかしやで”みたいなことをずっと言われていたので、本当に賞をいただけると思ってなくて。すごい光栄です。
――手ごたえはありましたか?
原田:トップバッターだったんで、正直全然わからなかったです。
きん:ニッポンの社長がすごいウケてて、体感としては厳しいかなっていうのはありました。特に最終決戦は厳しいかなと思っちゃいました。
――きんさんが決まった瞬間に涙を見せましたが、こみ上げるものは何だったのでしょうか?
きん:2本目のネタで、大事なところをミスっちゃって…それが肝となるネタなのに、先に言っちゃったんですよ。受け的には、結構笑っていただいたので悪くなかったなと思ったんですけど、“あのミスが…”と思ってるうちにどんどん点数が発表されるし、どっちにしたって泣いちゃう、と思って泣いちゃいました(笑)
原田:まだ優勝が決まってないのにぐすぐす言い出してたんで、正直俺も嬉しいのに喜ぶタイミングを失ってしまって、ちょっと冷めた目で見てしまいました(笑)
――新型コロナウイルスの影響が続く中、お笑い芸人としてメッセージを。
きん:自粛中に思ったことがありまして。今、僕らが配信なんかをしたら喜んでくれる方が何人かいらっしゃるんですけど、僕らがもっと有名になったらもっと喜んでくれる方が増えるなと。僕らが優勝したことによって明るくなってくれる方がいるのが嬉しいなと思います。
原田:僕は自分がネタをするのが楽しいんで、正直見てくれてる人の気持ちを考えてないですね(笑)
――賞金100万円の使い道は?
原田:(1人)50万かあ…。そんなお金持ったことがないので…。
きん:僕は洗濯機が欲しいですね。壊れちゃったんで。
原田:スーツとか、衣装を買いたいですね。
――今後の目標は?
原田:どっちも太ってて、どっちもイケメンではないのですが、それやけど人気あるよっていう。それが気持ち悪い後輩たちの希望の光になれたらいいなと思います(笑)
『ytv漫才新人賞決定戦』は関西を拠点に活動する芸歴10年目までの若手芸人を対象にした漫才コンテスト。年間3回行われる予選会『ytv漫才新人賞選考会』で選ばれた各ROUNDの上位2組、合計6組が決定戦に進出。今年度は、ビスケットブラザーズ、カベポスター、ニッポンの社長、蛙亭、マユリカ、紅しょうが(ネタ順)が狭き門を通過した。
観客は、感染予防対策を取った上で席の距離を開けて観覧。加えて、約100人の観客がリモートで生観戦した。また今回出場予定だったマユリカは、別の仕事で一緒だった関係者がPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受けたことにより、大事をとって本大会の出演を取り止め。棄権となった。
見事熱戦を制したビスケットブラザーズは、優勝が決まった瞬間、きんが号泣。「こんな暗い世の中が、少しでも明るくなったらいいなと思います!」と思いの丈を叫んだ。一方の原田も「お母さん、愛してるよ」と笑わせ、激闘の幕を閉じた。
ビスケットブラザーズの優勝コメントは、以下のとおり。
――優勝の感想は?
きん:僕ら9年目なんですけど、今までで賞を何も取ってこれなくて。初めていただいた賞が『ytv漫才新人賞』でめちゃくちゃ嬉しいです
原田:“お前らずっと人気ないもんなぁ”とか、“お前らは賞自体は取られへん、冷やかしやで”みたいなことをずっと言われていたので、本当に賞をいただけると思ってなくて。すごい光栄です。
――手ごたえはありましたか?
原田:トップバッターだったんで、正直全然わからなかったです。
きん:ニッポンの社長がすごいウケてて、体感としては厳しいかなっていうのはありました。特に最終決戦は厳しいかなと思っちゃいました。
――きんさんが決まった瞬間に涙を見せましたが、こみ上げるものは何だったのでしょうか?
きん:2本目のネタで、大事なところをミスっちゃって…それが肝となるネタなのに、先に言っちゃったんですよ。受け的には、結構笑っていただいたので悪くなかったなと思ったんですけど、“あのミスが…”と思ってるうちにどんどん点数が発表されるし、どっちにしたって泣いちゃう、と思って泣いちゃいました(笑)
原田:まだ優勝が決まってないのにぐすぐす言い出してたんで、正直俺も嬉しいのに喜ぶタイミングを失ってしまって、ちょっと冷めた目で見てしまいました(笑)
――新型コロナウイルスの影響が続く中、お笑い芸人としてメッセージを。
きん:自粛中に思ったことがありまして。今、僕らが配信なんかをしたら喜んでくれる方が何人かいらっしゃるんですけど、僕らがもっと有名になったらもっと喜んでくれる方が増えるなと。僕らが優勝したことによって明るくなってくれる方がいるのが嬉しいなと思います。
原田:僕は自分がネタをするのが楽しいんで、正直見てくれてる人の気持ちを考えてないですね(笑)
――賞金100万円の使い道は?
原田:(1人)50万かあ…。そんなお金持ったことがないので…。
きん:僕は洗濯機が欲しいですね。壊れちゃったんで。
原田:スーツとか、衣装を買いたいですね。
――今後の目標は?
原田:どっちも太ってて、どっちもイケメンではないのですが、それやけど人気あるよっていう。それが気持ち悪い後輩たちの希望の光になれたらいいなと思います(笑)