MF久保建英が今季4点目を挙げた

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[7.9 リーガ・エスパニョーラ第38節 マジョルカ2-0レバンテ]

 マジョルカに所属するMF久保建英は9日のリーガ・エスパニョーラ第38節で8試合ぶりのゴール。今季4ゴール目で勝利に貢献した。

 久保は11試合連続の先発入り。降格も迫る背水の陣で挑んだマジョルカは前半40分に先制すると、なおも攻撃の手を緩めない。すると、好機を演出し続けた久保に待望の瞬間が到来する。

 後半39分、久保は中盤からPA右に入り込むと、右足シュートは相手GKに阻まれる。しかしMFサルバ・セビージャがゴールを狙い、ボールは再び久保のもとへ。久保は冷静にボレーシュートをゴールに押し込み、勝利を決定づけるチーム2点目を決めた。リーグ再開後の得点は今季4点目に。直後にはベンチに走り寄り、コーチングスタッフに向けてお辞儀パフォーマンスを見せた。

 しかしパフォーマンスには続きがあった。久保はさらにその後、両手を使った“K”ポーズを特定の相手に披露している。その相手は7月10日が誕生日の水戸ホーリーホックのMF山田康太。横浜F・マリノスやU-19日本代表などでチームメートだった両者は今でもインスタグラムで交流を図る仲だ。

 山田はインスタグラム(@y.kota_10)で、誕生日に合わせて連絡をくれた久保に向けて、「誕生日おめでとって日本時間のぴったりに電話してきたから点取れたね。嬉しかったよ。たけないすごーる」と祝福の言葉。しかし「寝てて見てないよ」とリアルタイムでは観戦できなかったことを報告している。

 一方、久保(@takefusa.kubo)も動画投稿で応答。「こーたのKしたんだけどそこスルーすんの?ねえ」とメッセージを送る。それに気づいた山田に対して、「気づくの遅いのよ、、」と哀愁を漂わせた。