2年半を過ごしたガラタサライを退団する長友。(C)Getty Images

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 契約満了のため、今シーズン限りでのガラタサライ退団が決まっていた長友佑都が、最後の練習を行なったようだ。

 現地時間7月2日、クラブの公式ツイッターが、「ガラタサライでの最後のトレーニング前のユウト・ナガトモ」というメッセージとともに、写真4枚を投稿。そこには、目を赤く染めて涙を流す日本代表DFの姿があった。

 この男泣きにファンも反応。コメント欄には「ラストサムライ」「あなたを忘れない!」「我々の“肺”がなくなった」「大好きな日本人」「人柄も最高だった」といった声が続々と寄せられている。
 
 こうしたメッセージに長友も、「僕の心は一生、ガラタサライとともにある。これまであったすべてのことに感謝します」とトルコ語で返答。また、自身のツイッターでは、ファティフ・テリム監督がインスタグラムのストーリーで「頑張れ、息子よ」と綴ったメッセージを引用し、「父よ、ありがとう。愛しています」とツイートしている。

 33歳のダイナモが、7年を過ごしたインテルを離れ、トルコの雄に加入したのは2018年1月。当初は半年間のレンタルだったが、その期間での活躍が認められて、完全移籍を果たした。

 主力としてリーグ連覇に貢献しだが、今シーズンは後半戦から外国人枠の問題もあって登録メンバーから外れていた。

 実績十分のサムライ戦士の新天地はどこになるのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】「あなたを忘れない!」最後のトレーニングで号泣する長友佑都