「エール」第6週「ふたりの決意」振り返り「今週の窪田正孝」

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第6週「ふたりの決意」〈5月4日 (月) 放送〜5月8日 (金) 放送  脚本・吉田照幸、演出・松園武大〉



あらすじ


音楽一本で頑張るため音に別れを告げた裕一。世界的な大恐慌のため、突如留学が中止になり、奈落の底に突き落とされるも、音が東京のコロンブスレコードに契約を取り付け、裕一は家族を捨て家を出て、東京へ向かう。

登場人物


古山裕一…幼少期 石田星空/成長後 窪田正孝 主人公。内向的で口下手だが、音楽の才能に溢れる。川俣の権藤家に養子になり銀行で働くが、国際作曲コンテストで2等を受賞、音と文通をはじめたことがきっかけで、本格的に音楽家を目指す。

関内音 …幼少期 清水香帆/成長後 二階堂ふみ 幼い頃、川俣を訪れ、聖歌を歌う。そのとき裕一と出会う。「女子供」という言葉が大嫌い。双浦環の歌に魅入られ歌手を目指す。同世代の裕一が国際作曲コンテストに受賞したことに刺激を受け、裕一を応援。恋に落ちる。裕一のために東京のレコード会社と契約を取り付ける。

●東京の人々
小山田耕三…志村けん 日本作曲界の重鎮。裕一の演奏会の記事を読んで興味を持ち、廿日市に裕一と契約するように勧める。

廿日市誉…古田新太 コロンブスレコードの音楽ディレクター。
杉山あかね…加弥乃 廿日市の秘書。
木枯正人…野田洋次郎 コロンブスレコードと専属契約を結んだ作曲家。

梶取保…野間口徹 喫茶店バンブーのマスター。
梶取恵…仲里依紗 保の妻。

●福島の人々
古山三郎 …唐沢寿明 裕一の父。福島の呉服屋・喜多一の三男坊。兄ふたりが亡くなったので店を継いだ。気が小さいが大きく見せようとしがち。騙されて、喜多一を窮地に追いやる。
古山まさ …菊池桃子 裕一の母。実家がお金持ち。なかなか子供ができず諦めかかった頃、裕一を授かる。
古山浩二 …幼少期 潤浩/成長後 佐久本宝 古山家の次男。裕一の2歳下。喜多一を継ぐことにする。新しい商売をしようと考えるが三郎に反対される。好きなことをしている裕一に嫉妬する。

大河原隆彦…菅原大吉 喜多一の番頭。
桑田博人…清水伸 喜多一の店員。
及川志津雄…田中偉登 喜多一の店員。親に捨てられて奉公に出た過去があり、裕一の自分勝手な振る舞いが気に入らない。

藤堂清晴 …森山直太朗 裕一の担任。音楽教育に熱心で、裕一の音楽の才能を「たぐいまれなる」と評価する。

佐藤久志 …幼少期 山口太幹/成長後 山崎育三郎 転校生。県会議員の息子で、気取った口調で話す。
村野鉄男 …幼少期 込江大牙/成長後 中村蒼 魚屋・魚治の息子。「乃木大将」というあだ名があり、ケンカに強い。父の都合で夜逃げ。新聞社に入り、新聞配達から記者になる。裕一に国際作曲コンテスト応募を勧める。
村野善治…山本浩司 魚治の店主。三郎とよくしゃべっている。一見、いい人に見えるが、仕事熱心でなく鉄男を働かせている。借金がかさみ夜逃げする。
村野典男…三浦透馬 鉄男の弟。

新田先生…芹澤興人 裕一の小学校の先生。なんでも気合でなんとかなると思っている 
立川敦司 …岡部たかし 茂兵衛のお供。
太郎 …田村継 いじめっこ。
大津史郎 …幼少期 細井鼓太/成人後 大津尋葵 小学校で裕一を虐めていたが、福島ハーモニカ倶楽部で裕一と仲良くなる。ハーモニカは地味なバス担当。人の気持ちに敏感。
とみ…幼少期 白鳥玉季/成長後 堀江由衣 幼い頃、裕一を虐めていた。昭和3年、川俣のダンスホールで志津という名で踊り子をやっている。再会した裕一を弄ぶ。

舘林信雄…川口覚 福島ハーモニカ倶楽部の会長。家業を継ぐため会長を退くにあたり、裕一を次期会長に推薦。裕一の音楽の才能を認めている。現実主義者。

吉野福之助…田口浩正 京都の商人。三郎に大儲けを持ちかけ、保証人にさせて逃げる。

●川俣の人々
権堂茂兵衛…風間杜夫 まさの兄。資産家。妻が病弱で跡継ぎが生まれないことが悩みの種。
権堂権蔵…森山周一郎 裕一の祖父。川俣に住んでいる。茂兵衛に子供が生まれないため再婚を勧める。昭和5年、突然亡くなる。
権堂八重…三田和代 裕一の祖母。川俣に住んでいる。家の存続のことしか頭にない。

落合吾郎…相島一之 川俣銀行 支店長。独身。
菊池昌子…堀内敬子 川俣銀行 事務員。三回離婚している。
鈴木康平…松尾諭 川俣銀行 15年のキャリアの行員。裕一をダンスホールに連れ出す。
松坂寛太…望月歩 川俣銀行 2年めの若手。茂兵衛に裕一の様子を報告していた。

鈴木の結婚相手…椎名琴音 ダンスホールで鈴木が裕一に最初に「ちょうどいい」と勧めた女性。

立川敦司…岡部たかし 茂兵衛の部下。

●豊橋の人々
関内安隆 …光石研 音の父。軍に納品する馬具の製造販売をしている。出張先で子どもを助けるため電車にはねられて死亡、海に散骨される。
関内光子 …薬師丸ひろ子 音の母。時々、黒い発言をして「黒密」と安隆に言われる。夫亡き後、事業を継ぐ。
関内吟 …幼少期 本間叶愛/成長後 松井玲奈 音の姉。将来はお嫁さんになるのが夢。お目当ての人が音を気に入ってしまってショック。長女として結婚して家を継ごうと思っている。音と一緒に東京に出る。
関内梅 …幼少期 新津ちせ/成長後 森七菜 音の妹。作家志望。クールに家族のことを俯瞰して見ている。裕一のリサイタルで音が歌う歌の歌詞「晩秋の頃」を書く。

岩城新平…吉原光夫 安隆の会社で職人をやっている。一度は辞めたが戻って来て、音の馬具制作の腕を認めている。

神埼良子…田中里念 音のクラスメイト。演劇「竹取物語」のかぐや姫役に選ばれるが音に譲り、帝役を演じる。
母親ます…篠原ゆき子 良子の母。良子にプレッシャーを与え続ける。

熊谷先生…宇野祥平 音の学校の先生。

打越金助…平田満 軍関係に物品を納入している業者。光子に気があり、安隆亡き後、言い寄る。

双浦環…柴咲コウ 世界的なオペラ歌手。音に「蝶々夫人」のレコードを贈る。

御手洗清太郎…古川雄大 ドイツ留学経験のある、音の歌の先生 「先生」と呼ばれることを嫌い「ミュージックティーチャー」と呼べと言う。それは過去、学校の先生からトランスジェンダーに対する偏見を受けたからだった。

野島春彦…長田成哉 夏彦の兄。吟がひそかに思いを寄せていたが、音のことを気に入ってしまう。
野島夏彦…坂口涼太郎 音の見合い相手。女性は男性に付き従うものと思っている。

鶴亀寅吉…古舘伊知郎 興行師。裕一に演奏会を持ちかけ、売上金を持ち逃げする。