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無印良品について詳しいブロガーのフネさんが「家が圧倒的に片づく!」とおすすめするのは、「やわらかポリエチレンケース」という収納グッズ。洗面所、リビングでの使い方を見せてもらいました。

やわらかくて見た目よし。並べておいてもおしゃれな無印良品の新定番収納グッズ



無印良品の収納グッズは、シンプルな色と豊富なサイズでとても使いやすいですよね。
なかでも、とくにイチ押ししたいのが「やわらかポリエチレンケース」。

今回は、
・「やわらかポリエチレンケース」の特徴
・洗面所での散らかされない使い方
・リビングでの散らかされない使い方
の3つをご紹介します。

5人家族で暮らしているわが家。でも、ただの5人家族ではないのです。片づけが苦手な、いや「やらない」夫と、片づけが面倒な子どもたち。
そんな散らかりがちなわが家でも、「やわらかポリエチレンケース」の散らかされない使い方です。

無印良品のやわらかポリエチレンケースとは?



●少ししなる素材で角が丸い

無印良品の人気のある収納グッズといえば、まず思い浮かぶのは「ポリプロピレンファイルボックス」。


わが家でも書類の収納だけでなく、キッチンでもさんざん使用しています。

このポリプロピレンファイルボックスが固くて角ばっているのに比べ、「やわらかポリエチレンケース」は少ししなるやわらかい素材で、角は丸くなっています。

ポリプロピレンファイルボックスは使っているうちに割れることがありますが、やわらかポリエチレンケースはやわらかすぎず、しなるのでそういった心配はありません。

角が丸いのは小さなお子さんがいる家庭にも優しいですね。

●色はホワイトのみ


半透明があるポリプロピレンファイルボックスと違い、色はホワイトのみ。中身を隠しつつ、統一感のあるインテリアを演出できます。

●フタを使うとスタッキングできる

別売りで半透明のしっかりした固さのフタがあり、それを使うと積み重ねることも可能です。

●A4が入る大きさと、その半分のハーフがある

無印良品らしくサイズ展開あり。ハーフサイズが2つで大きいサイズ1つとピッタリです。


上の写真はやわらかポリエチレンケース・中のハーフ、やわらかポリエチレンケース・中で、深さは16cmです。
同じ大きさで深さが8cmの小、24cmの大、32cmの深もあります。

また、洗濯物入れやオモチャ収納に使えそうな直径32cmの丸型のものも、深32cmと中16cmがあります。

●耐冷・耐水性に優れている

耐水だけでなく、耐冷性にも優れていることから、冷蔵庫の中でも使うことができます。ただし、取っ手が穴あきタイプなので密閉性はなし。
ジャムやバターをまとめた「朝ごはんセット」や「使いかけ野菜セット」など、グルーピングしたいときにぴったりです。

水にも強いので水洗いもでき、水回りで使えるのも便利。

やわらかポリエチレンケース:散らかされない洗面所での使用例



5人家族の洗面所。どうしても脱いだ服やパジャマが雑然としていました。


そこで、ひとり1つの専用脱衣カゴとしてやわらかポリエチレンケースを使っています。
どう使おうが自由なのですが、みんな脱いだパジャマはここに入れ、お風呂に入るときに洗濯しない服も一時的にここに入れています。

ここのケースは部屋に持っていくことはなく、洗面所に置きっぱなし。中の服だけを洗面所を出るときに持って出ます。


ちなみに、この脱衣カゴの奥にやわらかポリエチレンケースのハーフが3つ並んでいます。

ここは洗濯乾燥機のすぐ上でホコリがよくたまるので、フタをしています。普段使わない花ビンやヘアアクセサリー・石けんなどを収納しています。

やわらかポリエチレンケース:散らかされないリビングでの使い方




ここは2階リビングダイニングから3階子ども部屋に上がる階段。

ここに子どもたちひとりに1つのやわらかポリエチレンケースがあります(ケースには名前をはっています)。
寝るときにこのケースを持って上がり、朝は空にしてここに置くのが理想。

リビングには家族が集まるので、どうしても個人的なものが増えていきます。学校の課題もリビングですることが多いですよね。

そうやって少しずつ「もともとリビングになかったもの」が溜まっていくことが、雑然としたリビングの始まりです。

そこで、リビングにあるノートや文房具、郵便物など各自で管理してもらいたいもの、部屋に持って上がってもらいたいものはすべてこのケースに入れます。

このケースを見ると性格が表れます。ちなみにうちの場合、

・何度言ってもいつまでも持って上がらず山盛りになっている←末っ子
・毎日持って上がり常にケースは空っぽになっている←長男
・持って上がるとケースがなかなか下りてこない←長女

この3パターン取りそろえております…。三者三様。

●大人の散らかしにもやわらかポリエチレンケースが有効

リビングを散らかすのは子どもだけではありません。大人のものだってもちろん散らかる原因です。

毎日必ず出るのはたたんだ洗濯物。
たたんだ洗濯物は部屋の隅っこに「とりあえず」置いてあったりして、意外と場所が決まってないのではないでしょうか。

そこでわが家では次のようにしています。
・タオルや下着→2階の洗面所収納なのですぐそこへ
・子どもたちの服や靴下→3階行きの各自のやわらかポリエチレンケースへ
・私と夫の服や靴下→1階寝室行きのやわらかポリエチレンケースへ

そうすると洗濯物が常に片づいており、急なお客様でも慌てなくてよいのです。


ここは、2階から1階に降りる階段横。1階寝室行きのやわらかポリエチレンケース置き場です。リビングにあるべきでない夫のもの、私のものはいちいち1階に行くのは面倒なのでここに入れておきます。

私が寝るときにこのケースを持って降り、翌朝また空にしてここに置くことにしています。

無印良品やわらかポリエチレンケースで、5人家族の散らかされない洗面所とリビング



なかなか片づけてくれない家族にイライラしても、すぐ片づけてくれるようにはなりません。
だから私はいつも簡単にイライラしない空間にすぐ戻せるような仕組みを考えています。
共有スペースではそれぞれの「ものの入れもの」を用意し、個人のものはそこにポイッと放り込めばいいのです。

やわらかポリエチレンケースはシンプルで耐久性もあり、多少乱暴に扱っても壊れません。
お子さんが部屋に行くときに通るルートに置いて、その日のモノはその日に部屋に戻す習慣がつけばもうけもの!

片づけが苦手な方も自分用に「入れ物」をつくってみてください。ルールは必ず寝る前にあるべき場所に戻すこと。そして空にして朝を迎えることです。

夫は今からじゃ変わらないかもしれませんが、自分は変われるし子どもは成長しますから。

●教えてくれた人
【非ミニマリスト フネさん】


非協力的な家族の中でスッキリシンプルな暮らしを模索する3児の母。家を無印良品のお店のようにすべく、無印情報&自分の時間を作る術&モノが多くてもスッキリ見せる技をブログ「無印良品大好きフネの悩めるシンプル生活
」にて紹介しています