相手の顔面に「フライングキック」 イラク代表DFの一発退場プレーに反響拡大「ひどい」
バーレーンの優勝で幕を閉じたガルフカップ、イラク代表DFのプレーに脚光
ガルフカップ決勝が9日に開催され、サウジアラビア代表に1-0で勝利したバーレーン代表が優勝した。
大会は終幕したが、反響が拡大し続けているのは、イラク代表DFが空中キックで相手の顔面を蹴り、一発退場となった危険タックルだ。海外メディアは「驚愕」「フライングキック」「ひどい!」と伝えるなど波紋が広がっている。
ペルシア湾岸諸国の代表8か国による国際大会「ガルフカップ」は9日にバーレーンの優勝で幕を閉じた。しかし、その結果よりも話題となっているのが、2日のグループリーグ第3戦イエメン対イラク戦(0-0)で生まれた驚くべきプレーだ。
その試合の前半8分、イエメン代表FWアイマン・アル・ハグリがこぼれ球に反応した際、イラク代表DFムスタファ・モハマッド・ジェイバーが飛び込んだ瞬間にハプニングが起きる。遅れ気味に対応したジェイバーが空中に大きくジャンプしながら足を伸ばした一方、一瞬早くボールに触ったハグリが抜け出そうとした。後手に回ったジェイバーはボールに触ることができず、伸ばした右足スパイク裏で相手の顔面を蹴りつける形となった。
この危険プレーでジェイバーは一発退場。試合は0-0のドローに終わったが、この瞬間を捉えた映像が注目を集めている。
ペルー・メディア「EL BOCON」は「相手の顔面に驚愕キック」と驚きをもって報道。「フライングキック」と表現しつつ、「ひどい!」と感想を添えている。また、スペイン紙「スポルト」も映像付きで紹介。「相手の頭を蹴り、審判がレッドカードを提示した時、理解できずに驚いた様子だった」とジェイバーの行動を伝えた。
スパイクの裏で顔面を蹴りつけた“空中キック”に衝撃が走っており、さらに拡散しそうな気配が漂っている。(Football ZONE web編集部)