最下位ブレシア、バロテッリは1月にフリーで退団できる?

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ブレシアのマッシモ・チェリーノ会長が、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがフリーで出ていけると明かした。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

バロテッリは、今シーズンからブレシアでプレー。今シーズンのセリエAでは8試合に出場し2ゴールを記録しているが、チームは最下位と苦しいシーズンとなっている。

また、先日は人種差別を受けるなどし、ピッチに戻らないなどと騒動を起こしていたが、チェリーノ会長がイタリアのテレビ番組『ル・イエネ』でバロテッリについてコメント。来年1月の移籍市場では、フリーで退団することが可能だと明かした。

「マリオ(・バロテッリ)は悲しんでいる。なぜなら、自分の試合ができていないからだ」

「セリエAに残留するための戦いには大きな犠牲が必要であり、おそらく彼はもっと簡単だと考えただろう」

「1月に彼はフリーで出て行くことができる。どの道が彼にとって最適かを選択する必要がある」

なお、チェリーノ会長は、バロテッリについて問われた時「彼は黒人。私は何と言えば良い? 彼は(肌の色を)明るくしようとしているが、幾多の困難がある」とコメントし、大きな騒動となっていたが、のちに謝罪していた。