金正恩氏が「新兵器」試射視察と北報道 新型地対地ミサイルか
![朝鮮中央通信は11日、金委員長が前日に新兵器の試射を視察したと報じた。発射の様子=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/5/254f6_1607_7728c0cd_643639a0-m.jpg)
同通信は「党で構想してきたもう一つの新たな兵器が登場した」との金委員長の発言を報じたが、兵器の名称や特徴などは明らかにしなかった。北朝鮮はこれまで、飛翔体発射の翌日に兵器の名称などを国営メディアを通じて発表してきた。7月25日の発射については「新型戦術誘導兵器」、同31日と8月2日の発射に対しては「新型大口径操縦放射砲(ロケット砲)」と報じた。しかし、10日の発射については金委員長が「従来の兵器体系と異なる優れた戦術的特性を備える兵器体系」と述べたと伝えるにとどめた。
だが、北朝鮮がこの日公開した写真をみると、KN23ではなく、これまで公開されたことのない「北朝鮮版の戦術地対地ミサイル」との見方が出ている。