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博識で知られる予備校講師・林修先生でさえ知らなかった知識を“初耳学”に認定する「林先生の初耳学」。6月9日放送回では、最強の刺客ともいえる猛者が林先生に挑戦状を叩きつけ、お茶の間の話題をさらった。その猛者とは、東京大学出身にして林先生の教え子でもある“クイズ王”・伊沢拓司。知識対決頂上決戦の行方はいかに?

過去一度だけあった6月の祝日
開成中学・開成高校、そして東京大学経済学部卒業という経歴を持つ伊沢拓司は、「全国高等学校クイズ選手権」にて史上初の2連覇という偉業を成し遂げた"クイズ王"。そして、林先生の教え子でもある。幅広い知識とクイズ回答者としての経験値を武器に、いまやクイズ番組をはじめバラエティーでも活躍中だ。
そんな伊沢が恩師・林先生に勝負を挑んだ。千原ジュニアに「ちなみに今日は先輩に何か問題持ってきました?」と振られ、「もちろん。やっぱり先生(の番組)に手ぶらで行くわけにはいかないので」と用意してきた問題がこれ。「日本にはたくさん祝日があるのに、6月だけは祝日がないですよね。でも戦後1回だけ、6月の単なる平日が祝日になったことがあるんです。しかもそれがきょう、6月9日なんですが、なぜその日が祝日になったのかご存じですか?」

知識モンスター対決の軍配は?
伊沢からの出題に、顔色ひとつ変えず「あの時はけっこう大騒ぎでしたからね」と余裕を見せる林先生。さらに「そこに関係してらっしゃる方も東大の先輩じゃないですか」「僕、東大のキャンパスでその方をお見掛けしたこともありますからね」とじわじわ伊沢を追い詰めていく。
クイズ王・伊沢からの出題にもまったく動じない林先生に、前田淳子や中島健人らゲスト陣は「すごい」「普通に答えてる...」と目を丸くし、伊沢は「じりじり追い詰められてる...絶対(答えを)知ってる!」と焦りの表情。
そしてついに「天皇陛下が皇后雅子さまとご結婚された日が、あの年は特別にお休みになったんですよね」と伊沢にとどめをさすと、伊沢は「先生、お見事です。完璧ですね」と白旗を揚げた。

12月の祝日がなくなる?
戦後、6月のカレンダーの中でたった1度だけ祝日となった日とは、1993年6月9日。天皇皇后両陛下(当時の皇太子さまご夫妻)の「結婚の儀」が執り行われた日である。皇室の慶事の際、特別法でその年に限り祝日とすることができると定められているため、この年に限り正式に祝日となった。なお、皇后雅子さまは東京大学法学部に在籍した経歴を持つ。
そして、そこで終わらないのが林先生。完敗を喫した伊沢に「12月は今後、祝日がなくなるんですよね?」と逆質問。御代替わりで天皇誕生日がこれまでの12月23日から2月23日に移行するため、12月も祝日がなくなるのでは?とさらりと指摘してみせた。
こうして東大VS東大、恩師VS教え子の知識対決は、林先生に軍配が上がった。知の巨人2人による見ごたえ十分のやりとりに、SNSでは視聴者から「教え子の挑戦をあっさり撃破する林先生!!」「直接対決面白かった!またやってほしい」「伊沢さんと林先生の会話ずっと聞いていたい(笑)」といった声が上がるなど大きな反響を呼んだ。
恩師を負かすことはできなかったものの、番組にしっかりと爪痕を残した伊沢。次回はどんな難問を携えてリベンジを挑むのかにも注目だ。


*「林先生の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。全国1億3千万人から募集した選りすぐりの知識を抜き打ちで林先生に出題。物知りの林先生でさえ知らなかったものを"初耳学"に認定する。
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