武藤嘉紀は挽回できるか ここ12年のニューカッスル”ワーストの11人”に
何かとお騒がせなマイク・アシュリー氏がニューカッスルのオーナーになってから12年、現在は中東の富豪にクラブを売却する話が浮上しており、すでに合意に至ったとも言われている。ニューカッスルに大きな変化が起こるかもしれないが、『The National』がマイク・アシュリー体制を振り返る特集を組んでいる。
その特集とは、「マイク・アシュリー体制に獲得されたベストイレブン&ワーストイレブン」だ。補強には必ず失敗もあるものだが、この12年の成功と失敗の両方を見ていこうとの企画だ。
では、ワーストイレブンはどうなっているのか。残念なことに、ここに昨夏マインツから加わった日本代表FW武藤嘉紀が選ばれてしまっているのだ。まだ1年しか経っていないが、同メディアは「残したインパクトは僅か」と手厳しい。今季は思うように出場機会を確保できず、1得点しか奪うことができなかった。現時点ではワースト級と評価されてしまっているようだ。
他には2014年にモナコから600万ポンドの移籍金で加わりながら、リーグ戦1得点に終わったFWエマニュエル・リヴィエール、かつてJリーグの柏レイソルなどでもプレイ経験があり、CSKAモスクワでは本田圭佑と同僚だったFWセイドゥ・ドゥンビア、今は酒井宏樹の相棒としてマルセイユの中心人物となっているが、ニューカッスルでは得点を決められなかったFWフロリアン・トヴァンらが選ばれている。
武藤にはまだ挽回のチャンスが残されているが、ワーストイレブンから脱却できるのか。1年目の評価は非常に厳しいものとなっている。