【目黒記念】大竹師「最後に止まったのは初めて」レース後 関係者コメント

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 26日、東京競馬場で行われた伝統のハンデ戦、第133回目黒記念(G2・芝2500m)は、3番人気でD.レーン騎乗のルックトゥワイスが直線一気の差し切りV。馬場状態も良好で2分28秒2のレコードタイムだ飛び出した。

1着 ルックトゥワイス
D.レーン騎手
「両サイドの馬に当たってポジションが後ろからになってしまいましたが、ペースが流れたのであの位置でよかったです。終いの脚を使ってくれて、勝ててよかったです」

2着 アイスバブル
B.アヴドゥラ騎手
「休養明けもあってフレッシュな状態でした。口向きの悪さを聞いていたのですが、追い出してからそんなことなかったです。距離が伸びてもいけそうな感じがあります」

3着 ソールインパクト
福永祐一騎手
「距離もハンデもベストでしたし、調子も良く頑張ってくれました」

4着 ゴーフォザサミット
石橋脩騎手
「理想通りの好位のインが取れました。前走のような緩い馬場より、こういう馬場の方が合っています。馬も良くなっています」

5着 ムイトオブリガード
武豊騎手
「直線も内から綺麗に開いて突き抜けそうな感じはあっただけど、頭上げて最後はイヤイヤ走っていました」

6着 ウインテンダネス
内田博幸騎手
「よく頑張った。この先に繋がるレースだったと思います」

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池添「同じ脚色に…」

8着 ブラストワンピース
池添謙一騎手
「条件は悪くなかったです。リズムよく走ってくれました。長く良い脚を使うので直線では進路確保してから追い出しました。一瞬反応してくれましたが、同じ脚色になってしまった。返し馬もいつもよりフットワークも硬めでした。これから良くなる感じのフットワークでしたし、そのあたりが影響したのかなという感じがします」

大竹正博調教師
「ちょっと苦しそうでしたね。最後止まったのは初めてで、斤量なのか太め残りなのか判断が難しいです」

9着 アクションスター
藤田菜七子騎手
「本当に頑張って走ってくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 26日、東京競馬場で行われた12R・目黒記念(G2・4歳上オープン・ハンデ・芝2500m)で3番人気、D.レーン騎乗、ルックトゥワイス(牡6・栗東・藤原英昭)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にアイスバブル(牡4・栗東・池江泰寿)、3着にソールインパクト(牡7・美浦・戸田博文)が入った。勝ちタイムは2:28.2のレコード(良)。

 1番人気で池添謙一騎乗、ブラストワンピース(牡4・美浦・大竹正博)は8着、2番人気で武豊騎乗、ムイトオブリガード(牡5・栗東・角田晃一)は5着敗退。なお、9番のアドマイヤエイカンは競走中止となっている。

ブラストワンピースは8着敗退

 D.レーン騎乗のルックトゥワイスが直線大外から豪快に差し切って重賞初制覇を飾った。スタートでやや挟まれ加減となり後方2番手から。レースは軽快に流れて、終始11秒台後半を刻むハイラップでレースは流れた。勝負どころから手応え良く直線に向くとじわじわと前に迫り、ラストまでしっかりと伸びて見事に差し切った。

 1番人気のブラストワンピースは直線伸びることなく8着に敗退。鞍上の池添謙一騎手は「一瞬反応して同じ脚色になった」と首を傾げるようにレースを振り返った。

ルックトゥワイス 19戦6勝
(牡6・栗東・藤原英昭)
父:ステイゴールド
母:エスユーエフシー
母父:Alzao
馬主:飯塚知一
生産者:追分ファーム

【全着順】
1着 ルックトゥワイス
2着 アイスバブル
3着 ソールインパクト
4着 ゴーフォザサミット
5着 ムイトオブリガード
6着 ウインテンダネス
7着 チェスナットコート
8着 ブラストワンピース
9着 アクションスター
10着 パリンジェネシス
11着 ケイティクレバー
12着 ポポカテペトル
(競走中止) アドマイヤエイカン