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女優の足立梨花が29日、東京・台場のフジテレビで行われた東海テレビ・フジ系ドラマ『限界団地』(6月2日スタート、毎週土曜23:40〜 ※全8話)の制作発表会見に登場。共演者たちの発言を聞いて「私、変態に囲まれてる」と嘆いた。

『限界団地』に出演する足立梨花

このドラマは、都内郊外にある、1970年代に建てられた「あやめ町団地」が舞台。佐野史郎演じる一見パーフェクトな老人・寺内誠司が、次第にその狂気をあらわにしていくもので、足立は寺内の登場によって不可解な現実に向き合うことになる団地妻・桜井江理子を演じる。

足立は、佐野について「気になった物事はトコトン突き詰めないと気が済まない性格」と印象を語り、自治会長役の山崎樹範は「真面目だし研究心も旺盛なので、大きくひとことで言えば“変態”だよね」と表現。他にも、撮影現場でアメリカの作家が作り出した邪神を召喚する記号に興奮しだしたり、穴を掘るシーンでヘルメットライトを使って遊びだしたりしているという、佐野の“変態”ぶりが、次々に報告された。

一方、足立の夫役を演じる迫田孝也は、ドラマタイトルにかけて「限界と思ったこと」を聞かれると、「筋トレで限界を感じたそこからあと3回をやり切るのに、すごい喜びを感じた時期があったんです。限界大好き」と答え、佐野は「マゾだよ」と指摘。そんな迫田と佐野に挟まれた足立は「私、変態に囲まれてるんですかね」と状況を憂いた。

会見終了後に取材に応じた佐野は、足立がピンク映画を想起させる「団地妻」を演じることについて、「足立梨花さんに『団地妻』をかぶせるっていう脚本家やプロデューサーの皆さんのいい意味での“変態性”ですね」とコメント。

佐野は今作にあたって、足立にピンク映画のDVDを貸しているそうだが、まだ視聴していないという足立は「今後、(自身が演じる)江理子が変わるシーンの前にそれを見ておきたいと思います」と参考にすることを話し、佐野は「じゃあ今度『女賭博師』シリーズもお貸ししますよ」と約束していた。