『君の名前で僕を呼んで』エリオとオリヴァーの“一瞬のふれあい”切り取ったコメンタリー映像
映画『君の名前で僕を呼んで』より、主人公・エリオ(ティモシー・シャラメ)がオリヴァー(アーミー・ハマー)へ恋心を抱いている事にはじめて気づく重要なシーンのコメンタリー映像が解禁となった。
主演のティモシー・シャラメが「ここはすごく重要なシーンだ」と語る本シーンは、原作では数ページにわたって繊細に描かれる場面だが、映画ではわずかな時間の触れ合いながら原作を忠実に再現している。
真っ昼間、野外でバレーボールを楽しんでいるエリオやオリヴァーと地元の人々。強い日差しの中、エリオがテーブルから取ってきた水を友達に渡そうとしたその瞬間、走ってきて横取りするオリヴァー。そのままエリオの肩に手をおき水を飲む。咄嗟にパッと離れるエリオだが、追ってきたオリヴァーは優しくエリオの肩に触れ、マッサージをする。
シーン自体は一見すると何気ない一瞬のふれあいだが、ティモシー・シャラメは「ここはすごく重要なシーンだ。彼に惹かれていると感じる瞬間。戸惑う瞬間。このシーンにはかなり緊張してた。なぜなら原作は、2人のこの一瞬のふれあいを何ページも使って描いていたからだ」と、本シーンについて語っている。
突然触れられた驚き、戸惑い、嬉しいのか、困惑しているのか、揺れているエリオの心情を、絶妙な表情と仕草で見事に表現しているティモシー・シャラメの演技力も光る、『君の名前で僕を呼んで』の中でも指折りの名シーンだ。
映画『君の名前で僕を呼んで』は全国公開中
©Frenesy, La Cinefacture
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