タカタの欠陥エアバッグ問題を米当局に情報提供した元同社技術者が共同通信の取材に応じ、告発動機を「人命の問題である以上、プロとして倫理上の責務がある」と説明した。告発で不利益を被る不安を、報奨金で和らげるなど通報者保護制度の意義を強調した。報復を恐れたが妻も通報に賛成、励まされたと述べた。

「命の問題、告発は責務」 欠陥知らせたタカタ元社員(共同通信)