映画『となりの怪物くん』完成披露試写会が11日、都内・東京国際フォーラムにて行われ、キャストの菅田将暉、土屋太鳳、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、佐野岳、速水もこみち、監督の月川翔が登壇した。

イベントは、“とな怪コレクション”と題したファッションショーから幕開け。春をイメージした旬のファッションに身を包み登場したキャスト陣は、観客の近くを通りながらランウェイ。サイン入りボールを客席に投げ込むなど、会場は黄色い大歓声に包まれた。

ランウェイをノリノリで歩いたキャスト陣。撮影時のエピソードを聞かれると、菅田は「楽しかったです!みんなでかき氷食べて『うわ〜頭痛い!ハッハッハ』みたいな、花火もしたり、童心に帰ったような撮影でリフレッシュしました!」とハニカミ。

土屋が「セッションの多い現場でした!学校の音楽室でギターみんなで弾いたり、歌ったり。音楽に全然関係ない作品なのに(笑)すごい楽しかった!」と明かすと、山田は「『浅草キッド』歌わせてもらいました!菅田くんが弾いてくれて、エラさん(池田)も歌ったり」と思い出に残っているエピソードを披露。

古川は「撮影初日がすごい印象的だった。実は菅田くんと7年ぶりに一緒だったんです。7年前は同級生の役だったんですが、今回はお兄ちゃんの役。7年ぶりにあった場所と同じ場所で今回も会いまして、お互い『あの時の場所だ…!』って話しました。懐かしいし、不思議な感覚だったので、初日は結構思い出に残っています」と明かした。

また、本作で初共演を果たした菅田と土屋の2人に、お互いの印象を聞かれると「太鳳ちゃんはまじめというか素直というか、衣装合わせで初めて会った時に『菅田さん!髪型を迷ってます。ぱっつんにしたほうがいいか…センター分けにしたほうがいいか』『生真面目な冷徹少女はどっちがいいか。今から見せますね!』って(笑)」と菅田。そんな土屋の姿に「その真面目さが雫だなって!やる気が出ましたね」と告白した。

一方で土屋は、菅田について「いろんな映画に出演されているじゃないですか。この『となりの怪物くん』が、菅田くん史上1番可愛い“菅田将暉”くんが詰まってる作品だと思います!」とアピールし、会場を沸かせていた。

原作は2008年〜2014年まで講談社「月刊デザート」で連載され、コミックス累計発行部数500万部を突破(全13巻)した大ヒットコミック。友達0、恋愛未経験のガリ勉・冷血な女子高生が、となりの席の問題児男子に、ふとしたことがきっかけで唐突に告白されたことから始まる物語。初めての友達、初めての恋、初めてのキス、初めてのケンカ、初めての三角関係、何もかもが「初めて」同士の2人を中心とした恋模様を描く。

行動予測不能な問題児で“友達0”な主人公・吉田春役に菅田将暉、ガリ勉で氷の女“友達0”なヒロイン・水谷雫役に土屋太鳳が扮する。共演に古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、佐野岳、佐野史郎、速水もこみちが名を連ねる。監督を『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君と100回目の恋』『君の膵臓をたべたい』などで知られる月川翔が務め、脚本を『高台家の人々』を手掛けた金子ありさが担当する。

映画『となりの怪物くん』は4月27日(金)より全国東宝系にて公開

(C)2018「となりの怪物くん」製作委員会 (C)ろびこ/講談社

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