夕刻のLAに謎の飛行物体が出現し、一時SNSが騒然。実はSpaceXのFalcon 9ロケット
 
米国防総省が極秘UFO調査プロジェクトに予算を投下していたことが明らかになったり、そのプロジェクトを率いていた人物が「宇宙人は、いると思う」と発言したりといったトンデモニュースが飛び出して、いつもより若干年末が楽しくなりつつありますが、今度はロサンゼルス上空に謎の飛行物体が現れて騒ぎとなっています。地元テレビ局には、現地時間午後5時半ごろから"謎の飛行物体"の情報が寄せられはじめました。謎の物体はサンタバーバラ郡からオレンジ郡にかけて非常に明るく見えており、Twitterには「あれはなんだ!」とばかりに多数の写真や映像が投稿され、瞬く間にUFO説や隕石説からミサイル説まで飛び出しました。

しかしこれ、実はカリフォルニアはサンタバーバラにあるヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられたSpaceXのロケットです。今回の積荷はイリジウム衛星10基を軌道投入するIdirium-4ミッションで、打ち上げ情報を紹介するサイトのなかには「ロケットの明るい炎が広範囲に見えるだろう」と予測しているところもありました。

ちなみに、SpaceX CEOのイーロン・マスク氏もこの様子を「北朝鮮から飛んできた核ミサイルか、宇宙人のUFOか」と冗談を交えてツイートしていました。





@spacex launch seen over the Valley! 🚀🚀

Gillian Sheldonさん(@glamourous1)がシェアした投稿 -