軽井沢のあとの草津では音楽祭の「ワークショップ」でピアノを披露される

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 7月5日から福岡・大分県で30人を超えそうな犠牲者を出している災害への両陛下のご対応について、「九州北部の豪雨被害に天皇・皇后両陛下はとても心を痛められていて、夏休みの計画を一部変更する可能性が出てきました」と語るのは宮内庁担当記者。

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「陛下は福岡と大分の両県知事にお見舞いを伝え、7月8日に予定していた秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんの婚約の正式発表の延期も了承されました。“国民と苦楽をともにする”という考えのもと、皇室のプライベートや慶事については自粛したいというお考えです」(同・記者)

 この記者が両陛下の夏の予定について続ける。

「最近、両陛下は栃木・那須御用邸での短い静養の後、8月後半に長野の軽井沢に。続いて群馬の草津で静養をされています。

 そこで今回は、那須での静養を返上して九州北部の豪雨被害の慰問をされるかもしれません」

 3年前の'14年8月、広島県で80人近い死者を出す豪雨があった際も、直後に軽井沢で予定されていた静養をお取りやめに。'16年4月の熊本地震の際も両陛下は、神奈川の葉山御用邸などでの静養を自粛し、被災者のために静かに過ごされている。

「被災地の復興状況や受け入れ態勢にもよりますが、両陛下はできるだけ早く現地を見舞いたいというお気持ちが強いです。

 それまでは、プライベートの休暇をお控えになりたいようです」(同・記者)

 被災地を訪問されることになれば現地の負担を避けるために、ヘリコプターなどでの移動を含む“強行日程”となる可能性もある。

 今年84歳になられる陛下の身体への負担は計り知れず、お支えする美智子さまの心労もかなりのものになり、まさに“体力勝負”となりそうだ─。

 しかし実は、静養のときもかなり精力的に外出をされる陛下と美智子さま。

 6月下旬、葉山御用邸に滞在されたときも、頻繁に外出して、古くからの友人や知人のもとを久しぶりにお訪ねしている。

「昨年は、上田駅から長野入りした両陛下は、信州大学繊維学部を訪問し、養蚕に関する資料館をご見学してから軽井沢に。3日後にも上田市にある、製糸場施設を訪ね、熱心に見て回られました。

 ご静養といっても、ただゆっくり休むだけではなく、毎回“テーマ”を設けられているようです」(宮内庁関係者)