福士蒼汰、自分の極限の愛を語る「その人のために死ねるかどうか」
「自分にも秘密はあります。もちろん、ここでは言えませんが(笑)。秘密を持つって人間らしい独特なことだと思うんです。機械は絶対にしないじゃないですか。
それに、ミステリアスな人のほうが美しかったり、魅力的な部分にもつながったりする。そういう意味でも、人間の中の大きな要素のひとつ。必ずみんな持っているものなのかなって思います」
24歳を迎えさらにオトナの魅力が増した福士蒼汰が『お迎えデス。』以来、約1年ぶりに連ドラ主演!
『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系 日曜夜10時30分〜/初回は夜10時〜)で演じるのは、司法修習生の奥森黎(れい)。弁護士を目指し勉強中だが、実は過去にDVに苦しむ母を守るために父を殺害。誰にも言えない母と2人だけの “秘密”を抱えていた……。
「とにかく展開が二転三転して、いろんな事柄が起きて、最後はドキッとする部分があって、早く次の台本が読みたくなってしまいます。“日曜の夜に何という作品を。来週も見なくちゃいけないじゃん!”って言っていただけるドラマになればと思ってます(笑)」
物語は、黎が恋人の爽(さわ=川口春奈)にプロポーズした直後から、黎の秘密を暴こうと何者かが暗躍。“愛する人の秘密はどこまで許されるか?”という愛の極限が問われる自問自答ラブミステリーだ。
「自分が思う極限の愛のカタチですか……。“その人のためなら死ねること”だと思います。家族や親友とかが困っていたり、何かあれば、自分が真っ先に駆けつけて助ける。その人のためなら何でもできることだと思います。その思いは強くありますし、それが愛なのかなって」
母親役を演じる鈴木保奈美とは今回が初共演。
「とても柔らかいオーラがある方。初めてお会いした日に隣に立たせていただいて、母親の優しさ漂う空気感を持ってらっしゃる方だと思いました。
あと、遠藤憲一さんとはドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』以来です。“あの映画にも出てたね”とか、いつも気さくに話しかけてくださるんです。今回、爽の父親役を演じられるんですが、実際に婚約者の父親だったら怖いだろうなって(笑)。ご本人はとても優しい方ですが!」
ちなみに、結婚を報告するなら、誰に最初に話すと思う?
「難しいですね。たぶん、母親だと思います。同性よりも異性のほうが話しやすいというか……。男性って、演じる黎もそうなんですけど、多くの人が母親に相談したり甘えてしまうことがあると思うんです。たぶん、相手を連れて行ったら、うちの母親は尊重して優しく接してくれると思います。と言いながら、意外と激変するかもしれませんが(笑)」
自身の結婚への思いについては、まだまだのようで……。
「いま願望はないですが、いつかできればなとは思っています。憧れは家族でピクニックに行きたいです。お弁当を食べながら楽しく話したり、みんなが思い描くような幸せ家族が理想というか。でも、自分は料理が苦手なのでお弁当は作れません(笑)。なので、相手はできれば料理ができる方のほうがいいかなと思います」
お休みの日に行ってみたいところや、いま欲しいものは?
■いよいよ夏真っ盛り!
「小さいころは、地元の夏祭りによく行ったりしました。花火大会もいいと思います。撮影があるのでなかなか行けないと思いますが、時間があれば、友達とかみんなで飲みながらワイワイ楽しめたらいいなと思います」
■自分は〇〇欲がないんです
「今年の誕生日(5月30日)は、この作品のスタッフさんたちにもお祝いしていただいたんです。顔とのどを潤すための加湿器やタオルをプレゼントでいただいて、すごくうれしかったです。でも、自分は基本的に物欲がないんです。なので、“誕生日に欲しいものある?”って聞かれても、“今は何も……”っていつも答えるので、みなさんを困らせてしまうみたいです(笑)」