JUNHO 撮影/廣瀬靖士

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 2013年のソロデビューから、毎年、夏にミニアルバムをリリースしてきたJUNHO。5年目の今年も、この季節に作品を届けてくれました! ソロ活動をするこの時期、イ・夏(本名のイ・ジュノに夏男を合わせて)とファンから呼ばれている彼。2度と会うことのできない、いま、この瞬間のイ・夏をお届けします!

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 2PMのメンバーであり、ソロアーティスト。また、最近では韓国で新人俳優としても熱〜い注目を浴びているJUNHO。5年目のソロ活動に突入した今年も、恒例となった夏にミニアルバム『2017 S/S(にせんじゅうーなな えすえす)』を7月26日にリリースする。

「今回は、これまで以上に“かわいく、明るく、エネルギッシュ”な姿をお見せできたらと思いながら、ミニアルバムを制作しました。夏の1日をテーマにしています」

 今作も自身で作詞、作曲、ビジュアルとトータルプロデュース。特にリード曲『Ice Cream』では、超ポップでキュートなJUNHOの姿を感じることができる。

「今後、これ以上に明るい曲はやらないんじゃないかと思います(笑)。今回も、やっぱり夏に似合う曲を作りたかったんです。夏が近づくと僕自身が明るい歌を聴きたくなるし、作りたくなるので」

『Ice Cream』は、どんなアイデアから生まれた曲なのかを聞くと、

「日本でソロツアーをしているときに、いつもアイスクリームを食べている写真をSNSにアップするんです。それは、僕が、アイスクリームやソフトクリームが大好きだから(笑)。ファンのみなさんもそのことをよく知ってくれているんです。なので、大好きなアイスクリームを、僕とファンのみなさんとをつなぐ象徴的なものとして表現したいというところから、作り始めました」

 “こんなにかわいい表情や仕草ができるだろうか”と、悩んだというミュージックビデオ(MV)は、LAで撮影した。

「一昨年のミニアルバムのタイトル曲『SO GOOD』は、ハワイの海辺で撮影をしました。実は、撮る前にハワイにするかLAにするか悩んだんです。どちらも僕にとって夏をイメージさせる場所なんですが、雰囲気が違うので。

 ハワイが海そのものの印象なら、LAは都市の中に太陽が降り注いでいて、カラフルで、でもビンテージ感もある、そんなイメージがありました。前回、ハワイで撮影ができたこともあったので、今回は、もうひとつの夏を感じさせるLAにしたんです」

 仕事での訪問とはいえ、多忙な日々を過ごす自分を癒す、特別な時間になったというLA。

「高い建物がほとんどないんですよ。低い建物と建物の合間から見える、すごく広い空に、ゆとりのようなものを感じました。街中に、ジャカランダという木が立ち並んでいたんですが、紫の小さな花を咲かせていて、本当にきれいで。夏の余裕を感じさせる景色で、とても印象に残っています。きっと、風を感じながらひとりでドライブしたら気持ちいいだろうなぁと思ったんですが、今回はマネージャーさんの助手席で我慢しました(笑)」

『Ice Cream』の歌詞に“恋するとき 僕は 僕では いられなくなるよ”とあるが、JUNHO自身もそうなのかを聞くと、

「もちろん! 僕の曲なので(笑)。やっぱり、僕自身を表しているのは確かですね。恋すると相手をすごく気遣うようになると思うんです。ふだんから僕は、けっこう相手に合わせるタイプ。例えば、にぎやかな人と一緒にいるときは、にぎやかになるし、落ち着いた人と一緒なら落ち着いた感じになる。相手に合わせながら距離を縮めていくタイプです」

 ちなみに、いまならどちらのタイプの女性に惹かれる?

「どっちも!! ふふふ、即答しすぎましたね(笑)。性格がよくて、僕と合う女性なら、どちらでも」

 それでは、もうひとつ。歌詞の“「あーん」ってやってよ”も、JUNHO自身の願望?

「この曲は、僕自身の魅力をアイスクリームにたとえたものなんです。“バニラバナナ チェリー&ピスタチオ チョコアーモンド〜♪”歌詞にある、いろいろな味わいの魅力が僕にあるから、口をあけて“あーん”って僕の魅力を美味しく食べてくださいという意味。でも、レコーディングしながら、かなり恥ずかしかったです(笑)。“あーん”って、本当にやるべきなのかなって、かなり悩んだんですよ。ただ、周りのみなさんの反応がよかったので、やってよかったと思っています。きっと、もう2度とこんなことはできないはず。僕の人生においてもとても貴重な経験になりました(笑)」

 キュートな魅力満載のMVも必見の『Ice Cream』。どんなシチュエーションで聴いてほしいかを聞くと、

「みんなで遊んだりするときに聴いてほしいです。にぎやかな場所で。静かなところで集中してっていうのは、この曲に似合わない気がするから。だから、ライブにぴったりです! メロディーに乗って、みんなと一緒に遊べるので」

 7月1日からスタートしているソロツアー。すでに会場に足を運んだ人は、この曲のJUNHOの魅力にもどっぷり浸かっているはず。

 メンバーの入隊を控え、6人そろった2PMとしてのステージを6月11日のソウル公演以降、しばらく休むことになっている彼ら。

「実際に当日の11日を迎えるまで、なかなか実感が湧かなかったんです。でも、コンサートがすべて終わって、幕が下りた瞬間、急に現実のものとして迫ってきました。それは僕だけじゃなくて、メンバーみんなが同じだったみたいですね。幕が下りた瞬間にいろいろな思いがこみ上げてきて、みんなで抱き合いながら“本当、頑張ってきたよね。お疲れさま”って、泣いてしまいました。次に向かう気持ちと、寂しい思いが入りまじった、あのときの気持ちを言葉で表すことは、とても難しいんです。でも、メンバー6人みんなが同じ思いを共有していたと思います」

 誰よりも固い絆で結ばれているメンバーへの今の思いを聞くと、

「う〜ん……。ステージに一緒に立つことはしばらくできないけれど、僕たちは、このあともずっと会える。最後の公演が終わったあとの、あの幕が下りた瞬間を忘れないでいようと伝えたいですね。また一緒にステージに立つ日までに、ひとりひとりがしっかり成長していくこと。それが今の僕たちの目標です」

<リリース&ツアー情報>
★Mini Album『2017 S/S(にせんじゅうーなな えすえす)』7月26日発売
★ソロツアー『JUNHO(From 2PM)Solo Tour 2017“2017 S/S”』開催中!
詳細は日本公式サイト
http://www.2pmjapan.com/