この日は朝からの猛暑にもかかわらず68歳とは思えない若々しいデザインの服装で犬の散歩から帰ってきた

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「生まれました。可愛いですね。こんなに可愛いんだって思いました」

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 6月27日に、主演するwebムービーの記者会見でサラッと第1子の誕生を発表した柄本佑。

「すっかりパパの顔でしたよ。でも、“男の子ですか、女の子ですか?”と性別を聞かれると、“隠してもいい? じゃあ内緒で”と教えてくれませんでしたね。父の柄本明さんについては“喜んでくれました”と笑顔で話していました」(スポーツ紙記者)

 佑と女優の安藤サクラが結婚したのは、'12年3月のこと。芸能一家同士の結婚だっただけに、当時から話題になった。

「佑さんの両親は柄本明さんと角替和枝さんで、弟は柄本時生さん。妻のサクラさんの両親は奥田瑛二さんと安藤和津さんで、お姉さんが映画監督の安藤桃子さん。一家だけで映画が作れちゃいますよね(笑)」(映画ライター)

 冒頭の会見でも、会場にいた記者たちが初孫の感想を聞きたがったのが、佑の父である柄本明。言わずと知れた演劇界の大御所で、'98年には日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。'11年には紫綬褒章も授与されている。

「シリアスな演技の印象が強いですが、芸能活動を始めた当初はコメディーが主戦場でした。若手時代は『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ系)のお兄さんをやっていましたし、彼が中心となって設立した劇団、東京乾電池は『笑ってる場合ですよ!』(フジテレビ系)の時事コントコーナーで人気になりました」(前出・映画ライター)

 最近では、刑事やお寺の住職などのクセの強い役を演じることが多く、孫がいるおじいちゃんのイメージはほとんどないような気も。

「1月に放送された『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)では珍しく孫娘を持つ祖父を演じていましたが、彼女との絡みはあまりなかったですね」(芸能プロ関係者)

 とはいえ、初孫が誕生したのだから、うれしくてたまらないはず。

 7月初めの朝、柄本明に改めて喜びの声を聞こうと都内の自宅を訪れた。犬の散歩から戻ってきたところを直撃すると、

─お孫さんが生まれたそうで、おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

 急ぎ足ながらも、よほどうれしいのか満面の笑顔だ。

─お孫さんはやっぱり可愛いですか?

「あ、はい。可愛いです」

 佑も明かさなかった“あのこと”についても聞いてみた。

─お孫さんは男の子、女の子どちらなんですか?

「えぇ、まぁ、あのぅ、なんか、あっ、どっちかです」

 突然、しどろもどろに。やはり厳しく口止めされているようだ。

─将来はやはり俳優に、と考えていますか?

「いやあ、わかんないです。エヘヘッ」

 うまくかわされてしまったが、佑とサクラの子どもにはスクスクと育ってほしい!