今回の球児に聞き隊は夏まで自分のどこまで伸ばしたいか?です。今回は浦和学院優勝で終えた関東大会に出場している選手たちに聞いてみました。まずは投手編から。 

夏までに自分のどこを伸ばすか?!

・コントロールを磨きたい(専大松戸・川上)専大松戸のエース・川上 鳳之投手は、今大会注目の速球派右腕。関東大会・日大三戦で、最速145キロをマークするなど、力強い速球を投げ込みましたが、3回表に8失点を喫するなど悔しい投球に。そのときに語った言葉がコントロールを磨きたいというものでした。「もう3回表のような投球はしたくないです」と語った川上投手の成長に期待です。

・強い相手に動じないメンタルが欲しい(白鷗大足利・北浦)最速145キロを誇る大型左腕・北浦 竜次(白鷗大足利)投手。打者としても素晴らしく、高校通算26本塁打を打っています。しかし霞ヶ浦戦では4回3失点で降板。チームもコールド負けに終わりました。試合後、「関東大会という高いステージの雰囲気にのまれてしまいました...。でも作新学院といった上のチームを破るにはこういう舞台に動じないメンタルが必要なんですよね」と課題を再確認した北浦投手でした。

・ストレートを磨きたい(霞ヶ浦・遠藤)この春からドラフト候補として注目されるようになった霞ヶ浦の遠藤 淳志投手。185センチの長身から振り下ろす140キロ台のストレート、角度あるカーブ、スライダーが光っていました。白鷗大足利戦で8回1失点、そして日大三戦も、3回途中から登板し、2失点に抑えるピッチングを見せました。その中で、「ストレートをもっと磨いていきたい」と語った遠藤投手。2年ぶりの甲子園を目指し、さらなるレベルアップを誓いました。

 また他では、前橋育英の192センチ右腕・根岸 崇裕投手、健大高崎の145キロ右腕・小野 大夏投手も、ストレートを磨きたいと語り、日大三の櫻井 周斗投手は、今大会思うようなピッチングができず、準決勝の浦和学院戦後、夏へ向けての課題として、「攻める気持ちでしょうか...。僕より球速がない八木、柿澤が気持ちを出して投げているのを見ると僕もそれを見習いたいですね」と語ってくれました。 ぜひ夏では完全復活を果たして、再び東京を沸かせる活躍を見せてくれることを期待したいですね。

 以上となります。関東大会で残った課題をぜひ生かし、夏で飛躍してくれることを期待したいですね!来週は野手編を紹介します!お楽しみに!