9番・安田が2打点の活躍・川内商工

 川内商工は3回、一死二塁から1番・松田 魁斗(3年)のセンターオーバー二塁打で先制する。

 7回には二死一、二塁から9番・安田 智哉(3年)がセンター前タイムリーを放ち2点目を挙げた。

 7回まで川内商工の2年生右腕・鳴川 俊介の前に無安打に抑えられていた鹿児島工打線が土壇場8回に反撃。2本の内野安打で無死満塁とし、代打・新留 渉(3年)がライト前タイムリーで1点を返し、併殺の間に同点に追いついた。

 延長10回、鹿児島工はスクイズを決めてこの試合初めてのリードを奪う。

 その裏、川内商工は一死から9番・安田がセンターオーバーのランニングホームランを放って再び同点とし、二死二塁から3番・山口 優樹(3年)がセンター前タイムリーを放って、2時間43分の死闘に劇的な決着をつけた。

(文=政 純一郎)