日大三vs宮崎日大
日大三・櫻井、宮崎で圧巻のピッチングを披露櫻井(日大三)
本大会の最終戦。ついに、プロ注目の櫻井(日大三)が登板し、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎に集まった高校野球ファンの目を奪った。8回102球、被安打4、奪三振10。直球は130キロ台ながら、キレ味抜群のスライダーで打者を翻弄し、宮崎日大を封じ込んだ。
一方、宮崎日大のエース・木幡が4回途中から登板し、今大会で唯一となる最速140キロをマーク。7回に内野ゴロ間で1点を与えたが、長打とタイムリーを1本も浴びず。日大三打線を封じ込んだ印象が強く残った。
宮崎日大は、夏までの通過点として、1・2年選手の起用が目立つ試合だったが、絶対的エース・木幡を中心とした選手起用が見事にはまれば、県内で一、二を争うチームであることは間違いない。
(取材・写真=三角 竜之)
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