里芋でとろみづけ! 鉄分たっぷりのクラムチャウダー
春はあさりがおいしい季節。あさりの小さな身には、栄養がギュッと詰まっています。栄養学的には、鉄分補給にとても役立つ食材といえるんですよ。
なぜかというと、鉄分とビタミンB12が豊富に含まれているからです。この2つの成分が豊富であり、同時に摂取できるということが、鉄分補給の大きなポイントになります。
鉄分は血液中を流れて体の各細胞に運ばれますが、この鉄分を運ぶ乗り物を作っているのがビタミンB12なのです。つまり、たとえ鉄分が十分にとれていたとしても、乗り物であるビタミンB12が少なければ、鉄分は運ばれず貧血などの原因になってしまうのです。
ということで、あさりは女性にとって積極的にとりたい優秀食材なのです!
あさりを使った定番メニューに、クラムチャウダーがありますが、ホワイトソースがなくてもほどよいとろみをつける方法があります。それは、里芋の粘りを利用するということ。生の里芋をすりおろして加熱をすると、うまい具合のとろみがつきます。
幼い娘は、煮物やけんちん汁の里芋は食べてくれませんが、この方法なら食べてくれるんですよ。野菜をよりとってもらうという意味でも、娘のためにこの方法で作っています。
■里芋でとろみづけ! 鉄分たっぷりのクラムチャウダー
<材料 2〜3人分>
あさり 20個
たまねぎ 1/4個
にんじん 3cm
ピーマン 1個
里芋 2個
水 1カップ
牛乳 2カップ
酒 大さじ1
コンソメ 小さじ1・1/2
塩・こしょう 少々
オリーブ油 適量
<作り方>
1、たまねぎは1cm角、にんじんは1cm角の色紙切り(厚さの薄い正方形)、ピーマンも1cm角に切る。里芋は皮をむいてすりおろす。
2、オリーブ油を熱した鍋で(1)を炒め、具材がしんなりしたら水と酒、あさりを入れ、ふたをする。
3、あさりの口が開いたら牛乳とコンソメ、すりおろした里芋を入れ、軽くとろみがつくまで加熱する。
4、塩・こしょうで味を調える。
里芋はすべりやすいので、最後までしっかりとすりおろせないと思います。そんなときは、すりおろせない分を、そのままスープに入れて、具として召し上がってください(作り方3の部分で入れてください)。大きい場合は1cm角ほどに切って入れると、火が通りやすいですよ。
(長 有里子)
© hungryworks - Fotolia.com
なぜかというと、鉄分とビタミンB12が豊富に含まれているからです。この2つの成分が豊富であり、同時に摂取できるということが、鉄分補給の大きなポイントになります。
鉄分は血液中を流れて体の各細胞に運ばれますが、この鉄分を運ぶ乗り物を作っているのがビタミンB12なのです。つまり、たとえ鉄分が十分にとれていたとしても、乗り物であるビタミンB12が少なければ、鉄分は運ばれず貧血などの原因になってしまうのです。
あさりを使った定番メニューに、クラムチャウダーがありますが、ホワイトソースがなくてもほどよいとろみをつける方法があります。それは、里芋の粘りを利用するということ。生の里芋をすりおろして加熱をすると、うまい具合のとろみがつきます。
幼い娘は、煮物やけんちん汁の里芋は食べてくれませんが、この方法なら食べてくれるんですよ。野菜をよりとってもらうという意味でも、娘のためにこの方法で作っています。
■里芋でとろみづけ! 鉄分たっぷりのクラムチャウダー
レシピ制作:管理栄養士 長 有里子
<材料 2〜3人分>
あさり 20個
たまねぎ 1/4個
にんじん 3cm
ピーマン 1個
里芋 2個
水 1カップ
牛乳 2カップ
酒 大さじ1
コンソメ 小さじ1・1/2
塩・こしょう 少々
オリーブ油 適量
<作り方>
1、たまねぎは1cm角、にんじんは1cm角の色紙切り(厚さの薄い正方形)、ピーマンも1cm角に切る。里芋は皮をむいてすりおろす。
2、オリーブ油を熱した鍋で(1)を炒め、具材がしんなりしたら水と酒、あさりを入れ、ふたをする。
3、あさりの口が開いたら牛乳とコンソメ、すりおろした里芋を入れ、軽くとろみがつくまで加熱する。
4、塩・こしょうで味を調える。
里芋はすべりやすいので、最後までしっかりとすりおろせないと思います。そんなときは、すりおろせない分を、そのままスープに入れて、具として召し上がってください(作り方3の部分で入れてください)。大きい場合は1cm角ほどに切って入れると、火が通りやすいですよ。
(長 有里子)