【世界の絶景】まるでカッパドキア!知られざるドイツの絶景、ザクセン・スイスのバスタイ橋から荒々しい自然が作り出す絶景を楽しもう!
ドレスデン郊外、チェコとの国境付近にはザクセン・スイス国立公園という山岳景勝地が広がっています。
約200年前から整備されていると言われているハイキングコースもあり、天気のいい日には多くの人が訪れます。
ここの魅力は100mもの高さの切り立った岩肌をはじめとする荒々しい自然風景。今回はそんなザクセン・スイスの魅力とハイライトでもあるバスタイ橋を紹介します。
ドレスデンから来る場合、最寄り駅から登山口のある川の対岸へは渡し船で渡ります。
船の上からも既に岩の断崖が見えてくるので、それだけでもワクワクしてきますよ。
登山口からバスタイ橋へはおよそ一時間ほどの道のりです。始めは木々が生い茂る道も、登っていくにつれて奇妙な形をした岩が姿を現し始めます。
途中ではエルベ川を見下ろす事の出来るポイントも幾つかあり、そこからエルベ川と切り立った崖の素晴らしいコンビネーションを望むことが出来ます。美しい眺めはそれまでの疲れを吹き飛ばし、ゴール地点であるバスタイ橋まで登りきる力をくれるはずです。
コースの両脇にそそり立つ岩々。こんな岩の間などを通っていくと、やがてバスタイ橋にたどり着きます。
高さ100m以上もの断崖に架けられた石橋の上からは、にょきにょきとそびえ立つ面白い形をした岩の絶壁を眺めることが出来ます。
長年の浸食作用によって作り出されたこの様な岩々の荒々しい姿は、ドイツでもここでしか見る事が出来ません。断崖絶壁ではロッククライミングを楽しむ人々も見かけます。
ひときわ賑わう展望台からの景色もまた絶景です。ここから眺めるエルベ川もまた素晴らしいと思いませんか?チェコから流れ出すエルベ川はこの地を通過し、長い旅を経てやがてハンブルクで北海に注ぐのです。
特に秋には木々の葉が色とりどりに紅葉し、その紅葉とエルベ川、そして険しい岩肌が織りなす風景はまるで絵画のようですね。
長年の歳月をかけて自然が作り出した荒々しい風景を楽しむ事の出来るザクセン・スイス。
その大自然の中へ一歩踏み込んでみれば、ドイツにもこんな場所があるのかときっと驚くはずです。
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