AFX通信によると、アルミニウムメーカー最大手のアルコアは、27日に米SEC(証券取引委員会)に提出した報告書の中で、米司法省によるフッ化アルミニウム業界の調査に関連し、イリノイ州北部地区連邦地裁の大陪審で証言するよう召喚状を受け取ったことを明らかにした。また、同社は、同調査に関連してカナダ子会社のアルコア・エルティーもカナダ公正競争局から、フッ化アルミニウの国内外での販売に関する調査の命令を受けており、同様な調査は豪州でも行われていることを認めた。これを受け、31日のニューヨーク証券取引所での同社の株価は、前週末比37セント安の27.10ドルに下落した。 【了】