充電用USBポートやWi-Fiを車内に搭載し、スマホを快適に使える車両をニューヨーク地下鉄が発表
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外出時にスマートフォンを使っていると、ふと気付けばバッテリー残量が残り少なくなって慌ててしまうことがあります。そんな悩みを電車に乗っている間に解決可能という、充電用USBポート搭載の新型車両をニューヨーク地下鉄が発表しました。
Governor Cuomo Unveils Design of Reimagined MTA Subway Cars and Details Ambitious Plan to Enhance Subway Stations | Governor Andrew M. Cuomo
https://www.governor.ny.gov/news/governor-cuomo-unveils-design-reimagined-mta-subway-cars-and-details-ambitious-plan-enhance
New York City debuts plans for upgraded subway cars with WiFi and USB chargers | TechCrunch
https://techcrunch.com/2016/07/20/usb-train/
ニューヨーク地下鉄が発表した新型車両は、ニューヨーク州都市交通局(MTA)のデザインチームが設計したもの。車両の端にUSBポートを搭載していて、電車に乗りながらモバイル端末を充電できるようになっています。また、ドア付近の壁にWi-Fiマークが書かれている通り、車内ではWi-Fiを使用可能です。
他にも車両内部の設備が新しくなっていて、例えばドアの幅は現行車両の50インチ(約127センチメートル)から58インチ(約147センチメートル)に変更され、昇降がこれまでよりもスムーズに行えるようになっています。ドアの幅が広がったことで昇降にかかる時間を現行車両と比べて32%も削減でき、運行を遅れを防ぐことができるとのこと。他にもフルカラーデジタルディスプレイや、ドア開閉時に光るライト、監視カメラといった設備を搭載予定となっています。
また、車両の接続部には、車両間のドアの代わりにアコーディオン状の部品を使う「オープンカーエンドデザイン」を採用しています。オープンカーエンドデザインは車内をより広く見せる効果があり、車両接続部を通りやすくなり、最大乗車可能人数を増やせるそうです。新型車両1025両のうち、最大で750両でオープンカーエンドデザインが採用される予定です。
車両の外観デザインも大きく変更され、青色を基調に金色をアクセントに使った新しいカラーリングになっています。ヘッドライトにはLEDが使われています。新型車両1025両は5年間かけて導入していくとのこと。
新型車両の導入に加えて、ニューヨーク都市圏の31カ所の駅の改修も行われます。まずは「Prospect Avenue Station」「53rd Street Station」「Bay Ridge Avenue Station」の3つの駅で2016年7月から工事を開始し、12カ月間かけて改修工事が行われる予定。ニューヨーク地下鉄は、新型車両と駅の改修で合計270億ドル(約2兆8644億円)の費用がかかると発表しています。
地上から地下鉄の駅へ降りる入口のイメージ。
ホームにもUSBポートが新設される予定で、電車を待つ間もスマートフォンを充電可能になる模様です。
外出時にスマートフォンを使っていると、ふと気付けばバッテリー残量が残り少なくなって慌ててしまうことがあります。そんな悩みを電車に乗っている間に解決可能という、充電用USBポート搭載の新型車両をニューヨーク地下鉄が発表しました。
Governor Cuomo Unveils Design of Reimagined MTA Subway Cars and Details Ambitious Plan to Enhance Subway Stations | Governor Andrew M. Cuomo
New York City debuts plans for upgraded subway cars with WiFi and USB chargers | TechCrunch
https://techcrunch.com/2016/07/20/usb-train/
ニューヨーク地下鉄が発表した新型車両は、ニューヨーク州都市交通局(MTA)のデザインチームが設計したもの。車両の端にUSBポートを搭載していて、電車に乗りながらモバイル端末を充電できるようになっています。また、ドア付近の壁にWi-Fiマークが書かれている通り、車内ではWi-Fiを使用可能です。
他にも車両内部の設備が新しくなっていて、例えばドアの幅は現行車両の50インチ(約127センチメートル)から58インチ(約147センチメートル)に変更され、昇降がこれまでよりもスムーズに行えるようになっています。ドアの幅が広がったことで昇降にかかる時間を現行車両と比べて32%も削減でき、運行を遅れを防ぐことができるとのこと。他にもフルカラーデジタルディスプレイや、ドア開閉時に光るライト、監視カメラといった設備を搭載予定となっています。
また、車両の接続部には、車両間のドアの代わりにアコーディオン状の部品を使う「オープンカーエンドデザイン」を採用しています。オープンカーエンドデザインは車内をより広く見せる効果があり、車両接続部を通りやすくなり、最大乗車可能人数を増やせるそうです。新型車両1025両のうち、最大で750両でオープンカーエンドデザインが採用される予定です。
車両の外観デザインも大きく変更され、青色を基調に金色をアクセントに使った新しいカラーリングになっています。ヘッドライトにはLEDが使われています。新型車両1025両は5年間かけて導入していくとのこと。
新型車両の導入に加えて、ニューヨーク都市圏の31カ所の駅の改修も行われます。まずは「Prospect Avenue Station」「53rd Street Station」「Bay Ridge Avenue Station」の3つの駅で2016年7月から工事を開始し、12カ月間かけて改修工事が行われる予定。ニューヨーク地下鉄は、新型車両と駅の改修で合計270億ドル(約2兆8644億円)の費用がかかると発表しています。
地上から地下鉄の駅へ降りる入口のイメージ。
ホームにもUSBポートが新設される予定で、電車を待つ間もスマートフォンを充電可能になる模様です。