パリといえば楽しみなのが、観光だけでなくショッピング!ファッションはもちろんのこと、食品にも感心してしまうほどオシャレで魅力的なものがたくさんあります。

パリに「デパ地下」があったら楽しいと思いませんか?そこで日本でいう「デパ地下」のような雰囲気が味わえるスポットをご紹介しましょう。

それがデパートやショップが立ち並ぶ商業エリア、オペラ地区にある「ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン」の「メゾン&グルメ館」。

ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマンはヨーロッパでも屈指の規模を誇るパリを代表するデパートで、メゾン&グルメ館はこだわりの食品とインテリア用品、日用品がぎゅっとつまった専門館です。

名だたるブランドが一同に会しているので、一軒一軒ショップめぐりをする時間がない方のおみやげ探しにもぴったりです。

館内に入ると、ピエール・エルメやダロワイヨといったパリを代表するパティスリーがお出迎え。

ピエール・エルメは「パティスリー界のピカソ」とも呼ばれるパティシエで、マカロンを使ったケーキ「イスパハン」が代表作。日本にもショップがあり高い人気を誇ります。

こちらはその歴史を1682年にまでさかのぼる老舗中の老舗、ダロワイヨのケーキ。

もはや芸術とさえいえる「レクレール・ドゥ・ジェニ」のエクレアの数々。高級食品ブランド「フォション」の元シェフ・パティシエが開いたエクレアとトリュフチョコの専門店です。

これぞフランス、これぞパリ!といった目にも美味しい工夫が凝らされたお菓子の数々…どれも魅力的で目移りしていまいますね。

もちろん、スイーツだけでなくマリアージュ・フレールやクスミティーといった、エレガントなティーショップ、お惣菜などもありますよ。

銀座に直営店とサロンを構えるほか日本の百貨店にも出店している高級紅茶店、マリアージュ・フレール。

日本でも、おしゃれな輸入食材のショップや高級スーパーで購入できるクスミティーなど、有名老舗ブランドが軒を連ねます。

持ち帰りのデリ(お惣菜)やイートインのコーナーもありますので、テイクアウトしてホテルや公園で食べるもよし、その場で食べるもよし、気軽に食事をしたいときに助かります。

地下はスーパーマーケットになっていて、個別のショップではなく選んだ品物を集合レジに持っていって会計するシステム。

エスカレーター周辺には野菜や果物のコーナーがあり、マルシェ(市場)のようなにぎわいが。外食が増える旅行中はビタミン不足になりやすいので果物を買ってホテルで食べてもいいですね。

独立したショップになっていると何も買わずに帰るのは気が引けることもありますが、ここなら自由に品定めができるので、気楽に見て回れます。

もっとも充実している商品の一つがチョコレート。チョコレートの棚がずらりと並ぶ光景は圧巻です。


さすがにデパートだけあって、一般のスーパーとは異なるやや高級な品揃えで、見た目もオシャレなものがたくさん!板チョコは一枚3〜7ユーロ程度です。

思わずパッケージ買いしたくなる素敵なチョコレートが所狭しと並んでいます。

珍しいお酢や調味料など、料理好きの方へのおみやげに喜ばれそうなアイテムも揃います。

こちらはマスタード。スタンダードなものから、カシスやグレープといったフルーツを使用した「これもマスタード!?」と驚くようなものまでラインナップはさまざま。一瓶2ユーロ前後と値段も手ごろなので試しに購入してみては。

ほかにも、コンフィチュールやお茶、クッキーやキャンディといったお菓子など、おみやげにぴったりの商品が充実しています。

ここだけでめぼしい食品ならたいていのものが揃ってしまいます。見ているだけで楽しくて、ついつい夢中になってしまうこと請け合いですよ。

パリに行ったらぜひ、美味しい魅力が満載のギャラリー・ラファイエット、グルメ&メゾン館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン(日本語公式サイト) http://haussmann.galerieslafayette.com/ja

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