ニュージーランドの玄関口、オークランド国際空港から北東の方角にある街、ウィットフォード(Whitford)。

この街にはいかにもニュージーランドらしい雰囲気のあふれるパブレストラン「ファイブ・スタッグス(Five Stags)」があります。

2015年設立とまだ新しいお店ながら、ローカルの人々に人気のお店とのことで、ニュージーランド旅行中に夕食を食べに行ってきました。

店名の「ファイブ・スタッグス(Five Stags)」とは「5頭の雄鹿」という意味。

入り口ドアの取っ手も鹿の角というこだわりようです。

お店に一歩足を踏み入れると、店名通りの5頭の雄鹿のはく製がお出迎えしてくれます。

このパブレストランにはパブスペースとダイニングスペースがあるのですが、パブスペースの奥のほうには「ハンターズ・ロッジ(HUNTER’S LODGE)」と看板が掲げられたスペースがあります。

レストランの中に猟師小屋があるのは不思議な感覚ですが、ちょっとした隠れ家スペースのようなお店のおもてなしは嬉しい限りですよね。

ニュージーランドと言えばワイン。

例えば、ウィザーヒルズ(Wither Hills)というワインは、ウィザーヒルズというニュージーランド南島の最北端に位置するマールボロ地区で取れたぶどうを使ったワイン。

人間の自然への介入を最小限に抑えることで、ブドウの持っている特長を最大限に引き出したプレミアムワインを味わう事ができます。

ニュージーランド産赤ワイン、白ワインはもちろん、ビールも幅広いラインナップ。

メニューには、前菜/小皿(SMALL BITES)、メイン料理(THE ROAR)、子ども向け(FOR THE KIDS)、デザート(DESSERTS)とたくさんの料理が並んでいます。

メイン料理は20NZ$〜30NZ$台のものが中心。

メニュー表に載っているもの以外にも、本日のおすすめ(TODAY’S SPECIALS)が黒板に書かれています。

オススメなのはニュージーランドの著名な作家バリー・クランプの名前のついた牛肉の骨付きステーキ、その名も「バリー・クランプ(BARRY CRUMP)」(26.5NZ$)。

このステーキの特徴は何と言っても絶品のソース。

「L&P(エルアンドピー)」と呼ばれるニュージーランドのレモン味の清涼飲料水とバーボン・ウイスキー「ワイルドターキー」を使用したソースはお肉との相性抜群。

柔らかく調理されたお肉は骨からきれいに外れ、見た目よりずっと食べやすく、甘ったるくないさっぱりしたバーベキューソースのような味付けがとても美味しかったです。

付け合わせのベイクドポテトもホクホクで食べ応えたっぷり。

世界で最も影響力があるといわれ、アメリカで発行部数100万部を誇る旅行雑誌『トラベル+レジャー』で、「世界でもっともフレンドリーで心の広い人々と出会える場所」と称されているニュージーランド。

ローカルのパブで出会うニュージーランド人は非常にフレンドリーで、こういった旅先での新しい人々との出会いやおしゃべりも旅の醍醐味のひとつではないでしょうか。

ニュージーランドにはどんな小さな町にも必ずと言ってよいほどパブがあるので、ニュージーランドに行ったらパブに足を運んでみてはいかがでしょう。

こちらのお店は車がないと少しアクセスが不便な場所ではありますが、いかにもニュージーランドらしい雰囲気を味わうことができます。

そんな雰囲気を味わってみたいという方には、とってもお勧めのパブ・レストランです。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

店名 ファイブ・スタッグス(Five Stags)
住所 1 Whitford Wharf Road, Whitford, Auckland
電話  +64 9 887 8274