【衝撃】笑点「大喜利」の座布団10枚で贈呈された酷いプレゼントランキングワースト10

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国民的人気バラエティ番組として知られている「笑点」。最近では司会の桂歌丸さんが勇退し、新司会に春風亭昇太さんが抜擢。また、新回答者として林家三平さんが選出されたり、24時間テレビのマラソンのランナーに林家たい平が選ばれたりと、最近は何かと話題になることが多いですよね。

座布団10枚の賞品、覚えてる?



そんな笑点の名物コーナーといえば「大喜利」。お題に対する優秀な回答には座布団が与えられ、座布団が10枚になると豪華賞品が贈呈されるというルールはおなじみですが、座布団10枚達成者が出るのは年に数回がいいところ。いったいどんな豪華賞品が贈呈されてきたか、覚えていない人というも多いのではないでしょうか。

ひどい賞品が多い





座布団10枚の商品は豪華賞品だと謳いつつも、実際にはひどい賞品である場合がほとんど。ひどい賞品をプレゼントすることがオチとなっていることが多いのです。今までに送られた賞品のなかには、どんなひどいものがあったのでしょうか。

笑点のホームページで確認できる



実は過去の座布団10枚の賞品は、笑点のオフィシャルホームページで確認することができます。50年以上歴史のある番組のため、初期のデータはほとんど残っていないそうですが、今回は確認できるものの中から特にひどいものをランキング形式で紹介します!

座布団10枚で贈呈されたひどいプレゼントランキングワースト10



10位 「銀のさじ」

『銀のさじ』をくわえて生まれてきた子供は一生食べることに困らないという西洋の言い伝えにちなみ、日本テレビ社員食堂の全メニューを無期限・無制限で食べられるカードが賞品。家族や一門を同行させてもOKという太っ腹なものでしたが、そのカードの大きさは横幅1メートルはあろうかという巨大サイズ! とても持ち歩けるサイズではなかったのです。

9位 「芸は身をたすく」

ことわざにちなんだ賞品を獲得したのは三遊亭好楽。その賞品の内容はなんと、レイザーラモンHGの衣装! 「“ゲイ”は身をたすく」いう、当時流行したハードゲイのネタに絡めたダジャレの賞品だったのです。好楽さんはその場でHGの衣装に着替えさせられ、意外とノリノリで「フォーーーッ!!!!」と本家さながらに暴れ回りました。

8位 「逢いたかった」

AKB48の代表曲にちなんだ賞品の内容は、番組特製の健康マット。マットの上を歩くと足つぼが刺激され、思わず「あっ、痛かった(逢いたかった)」と言ってしまうものでした。

7位 「身から出たサビ」



ことわざにちなんだ賞品「身から出たサビ」の正体は大量にワサビが盛られたマグロの寿司2貫。身(ネタ)から出たサビ(ワサビ)ということですね。贈呈された春風亭昇太さんはためらいながらも無理やり食べさせられて悶絶……。賞品どころかただの罰ゲームとなってしまいました……。

6位 「写真集出版」

スーツや着物、ドレスなどの女装姿を含めた写真集を製作してもらえる権利を桂歌丸さんが獲得。しかし、撮影を済ませたものの、どの出版社も出版してくれず、結局自費出版で10部のみ製本し、視聴者プレゼントすることに。歌丸さんの女装姿は言わずもがな、それはそれはとんでもないクオリティでした……。

5位 「三顧の礼」



ことわざ「三顧の礼」にちなんだ賞品の正体はなんと1,000円札1枚。1,000円には3個の“零(れい)”があるということで、三顧の礼。よりによって1年近く座布団10枚達成者が出ず、散々引っ張った末に賞品が1,000円札という、なんともひどい結果になってしまいました……。

4位 「2001年宇宙の旅」

賞品の名前を聞かされ、まさか宇宙旅行に行けるわけがないだろうと怪しんでいた大喜利メンバー。三遊亭小遊三さんが見事座布団10枚を達成すると、賞品の贈呈を行う山田君が宇宙服で登場! 一体何を渡すのかと思ったら、手元に持っていたのは普通の足袋(たび)。これは東京都府中市で購入した2001円の足袋らしく、『2001円府中の足袋』というダジャレだったというオチだったのです。

3位 「世界の大スターに会える権利」

世界の大スターとは誰なのかは一切明かされないまま、賞品を獲得したのは歌丸さん。ついに大スターとのご対面となったが、目の前に現れたのはなんと座布団運びの山田君。山田君がずうとるびの楽曲「みかん色の恋」を熱唱し、それを聴かされるだけというひどい内容だったのでした。

2位 「徳川家の御埋蔵金」

徳川家の埋蔵金が埋まっている場所が記されているという宝の地図が賞品。贈呈された林家こん平は地図を頼りに群馬県の某山中に出向き、苦心の末どうにか宝を掘り当てます。ところが中から出てきたのは、徳川家の家紋が入った雑巾が5枚。雑巾が5枚で“ごまいぞうきん”だったというわけです。わざわざロケまでしてオチがダジャレという、とんでもなくひどい賞品だったのでした……。

1位 「家一軒」

家一軒という笑点らしからぬ豪華な商品が用意されたあって、いつも以上に躍起になって回答をする笑点メンバー。獲得をしたのは歌丸さんだったのですが、賞品はまさかの犬小屋。人が住む家だとは一言も言っていないということでしょうか……。

ダジャレの賞品ばかり





いかがでしたでしょうか。こうして並べてみると、賞品名をダジャレにしてひどい賞品を贈呈するパターンが多いようですね。

ちなみに現在おこなわれている大喜利では「ものすごい賞品」が用意されているとのこと。いったいどんな賞品なのか、予想しながら番組を観るのもおもしろそうです。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/