福岡が残留に向けてFC東京からベテランDF駒野友一を期限付き移籍で獲得

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▽福岡は3日、FC東京のDF駒野友一(34)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。期限付き移籍期間は2017年1月31日までとなる。なお、FC東京と対戦する全ての公式戦に出場できない。

▽2000年に広島でプロデビューを果たした駒野は、2008年から磐田に加入する。2006年のドイツ・ワールドカップ、2010年の南アフリカ・ワールドカップの日本代表に選出されるなど経験豊富なサイドバック。今シーズンからFC東京に加入するも、ケガの影響もあり明治安田生命J1リーグ1stステージでは1試合の出場に留まっていた。

▽期限付きでの福岡加入が決まった駒野は公式サイトを通じて次のようにコメントを残している。

「はじめまして、駒野友一です。福岡の目標であるJ1残留に向けて、自分の持っている力を出し切って貢献したいと思っています。よろしくお願いします」

▽またFC東京の公式サイト上では次のように語った。

「半年間という短い期間でしたが、応援していただきありがとうございました。怪我が続いてしまい、チームに迷惑を掛けてしまったという思いが強いです。今回、期限付き移籍という決断をしたからには、福岡のJ1残留という目標に向けて頑張りたいと思います。本当にありがとうございました」

▽福岡は明治安田生命J1リーグ1stステージを終えて最下位に位置。左サイドバックの主力として活躍しているDF亀川諒史がリオ五輪に出場するU-23日本代表に選出されたため、サイドバックの補強が急務となっていた。なお、駒野は5日のトレーニングからチームに合流する。