【昭和ノスタルジー】新橋駅徒歩1分の老舗洋食店「むさしや」で味わうアツアツのオムライス
東京・新橋。
全国的にもサラリーマンの町として有名な街には高度経済成長期から、日本を支えてきた多くの企業戦士の胃袋を満たしてきたお店が町中にキラボシのごとく存在している。
つまり新橋で働く人にとって、新橋はまさに職場であり、食場でもあるのだ。
今回ご紹介するのはそんな新橋で長年にわたって愛されてきた洋食のお店「むさしや」。
・100年以上の歴史を持つ洋食店、それが「むさしや」
こちらのお店、実は創業1885年の歴史ある老舗洋食店。
1885年(明治18年)と言えば、東京瓦斯、日本郵船が創立され、赤羽・品川間の鉄道開通し、上野駅が開業するという、日本が近代化へと目覚ましい進化を遂げている、まさにその最中。
そんな年に産声を上げた老舗の洋食は、今年で131年もの歴史を持つお店として、今も昔も愛されているのだ。
・カウンターのみの洋食店、それが「むさしや」
こちらのお店には、テーブル席というものが存在しない。
ひっきりなしにやってくる腹ペコの企業戦士に対して、まさに食堂機関のような勢いで次々と美味しい洋食を提供しつづける、そんなお店のスタイルこそが「むさしや」のスタイルなのだ。
さっと食べてさっと仕事に戻る、まさに仕事を生き甲斐とする企業戦士にうってつけの洋食店それが、「むさしや」なのだ。
・絶品のアツアツのできたてオムライス
こちらのお店ではナポリタン、オムライス、オムドライ、ハンバーグが押しているメニューのようだが、一般的な洋食店にあるようなメニューはひととおり揃っている。
そんな目移りしてしまうメニューの中からオススメしたいのが、オムライスだ。
バターの効いたチキンライスを、薄焼きの卵でくるんだアツアツのオムライスは、まさに絶品。
アツアツのオムライスは、添えられたマヨネーズで化粧されたキャベツとの相性も抜群で、まるで飲み物のように胃袋の中に吸いこまれて行く味わいなのだ。
さらには添えられたナポリタン風のパスタにも注目したい。
まさに洋食の王道といった味わいも感じられるナポリタンは、これだけでも付け合わせの次元を超えていると言える。
もし新橋に行く事があるのであれば、駅から僅か徒歩1分の場所にある、老舗の洋食店で、絶品のオムライスを味わってみてはいかがだろうか。
きっとそこでは、100年以上愛されてきた新橋の町そのものの味わいすら、感じる事ができるに違いない。
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お店 むさしや
住所 東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル 1F
営業時間 10:30〜20:00 / 11:00〜15:00
定休日 日・祝日