ベスト16で敗退のスパレッティ「勝利するレベルには達していなかった」

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▽ローマのルチアーノ・スパレッティ監督が、8日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのレアル・マドリー戦後(2-0でレアル・マドリーが勝利)に試合を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

▽ホームでの1stレグを0-2で落としていたローマは、アウェイで迎えた2ndレグに臨んだ。前半をゴールレスで折り返すと、後半にFWクリスティアーノ・ロナウド、MFハメス・ロドリゲスにゴールを許してしまい敗戦。2戦合計0-4でベスト16敗退となった。

▽試合を振り返ったスパレッティ監督は敗戦を受け入れ、ベスト8に進出したレアル・マドリーに賛辞を送った。

「現実として、我々は2度、2-0で負けた。レアル・マドリーが通過することが正しいと思う」

「我々は良いメンタリティを保たなければならない。そして、分析する必要がある。今夜は勝利するレベルには達していなかった。負けたことは後悔していないが、信念を持ってプレーすることができなかった」

▽また、敗戦の理由としてはメンタル面が影響したと強調。チームが改善していく必要があると語った。

「(2試合のうち)どちらの試合が悪かったというわけではなく、チャンスを生かすことができなかった。おそらく、今はメンタル面がもろい様に感じる」

「ビッグゲームはナーバスになるものだが、我々はこれを変えていかなくてはいけない。より攻撃的で、コミュニケーションをとり、多くの信頼を示す必要がある」

「今はお互いを助け合う必要があり、それが不足している。チームとして改善していくことは可能だが、チャンスを逃すことはできない」