さすが修羅の国...? 平日の朝っぱらから、女子学生がナイフを売りつけられる事案が発生
全国各地の「防犯メール」の中から、気になった事案を紹介する本連載。今回は、福岡県の「ふっけい安心メール」へ寄せられた声かけ事案を取り上げたい。
なかなか珍しい事案。画像は本文とは無関係です(James Caseさん撮影、flickrより)
「ナイフいらん?」
2015年11月26日、9時ごろ。小倉南区の路上で声かけ事案が発生した。
路上にいた女子学生に、5〜6m離れた場所に立っていた男が「ねぇ、ナイフいらん?」と声をかけた。男の年齢40歳くらいで、黒っぽい服装をしていたという。
そもそもこのケース、男の目的が一切分からない。女子学生にナイフを渡す趣味を持っているのだろうか。いや、男は金物屋の店員でただ街頭販売していただけという推測もできる。はたまた、男のいうナイフとは何かの隠語だった可能性も......。とにかく、極めて不審なことは確かだが。
もう1点注目して欲しいのは、この事案が発生したのが平日の朝だということ。不審者は年中無休ということなのだろうか。呆れるばかりである。
事案ウォッチ全国の事案情報を紐解き、ときに想像を膨らませながらご紹介。本連載でお届けする内容が、少しでも身近な犯罪の抑止につながれば幸いだ。