インタビュー:しょこたん♥︎でんぱ組「パンチラって、風がくれる奇跡のプレゼント」
――レコーディングやPV撮影など、一緒に活動されてみていかがですか?
相沢:PV撮影が、朝から夜まで一番長くお仕事したので、一緒にご飯を食べたり、談笑したり、自分の好きなことをする時間があって。改めて「オタクだな!」と確認しました。
中川:その日は、パンチラを突き詰めて、形に残す、刻むというか、パンチラという言葉を解き明かす日だったので。下から風を吹き上げられて「ワッ!」ってなったり、一日中笑ったり、お菓子食べたり、ご飯食べたりしている内に、「なんて居心地の良い場所だ!学生時代に妄想していた理想の形が今日ここにある。」という感じでした。
古川:嬉しい…(笑)。
――中川翔子さんとでんぱ組.incの共通点や、違いは何だと思いますか?
古川:似てる部分は、しゃべり方と、笑い方がオタクだなと。すごく親近感が沸きました。
中川:しゃべり方、直らないもん。好きなことについてしゃべる時とか、つい早口になったり、猫背になったり(笑)。
成瀬:笑う時に「デュフフ」って。
一同:なっちゃうんだよねー。
最上:しょこたんいわく「加速してる」らしい(笑)。
中川:あと、でんぱ組.incの振り付けをしてらっしゃるYumiko先生にも感動しました。私は、ピンクのメンバーカラーをお借りして、すごく難しいフォーメーションの中で、一人だと甘やかされて。こんなに激しいダンスをしたのは史上初なんですけど、大変な難しい動きも、みんなすぐに覚えて。ピンちゃん(藤咲)はずっと踊ってたけど、みんな努力の人なんです。オタク=運動できない、じゃなくて、体育が苦手な人たちには絶対見えないですね。
でんぱ組.inc:(笑)。
中川:初めて音楽番組でフォーメーションをやって、本番にバシッて合った瞬間、「これがグループみんなで、努力して完成させるということなのかっ!」って。私は真ん中で動いちゃいけないにしても、「覚えられない!」とか言ってる場合じゃない。全てが新しい、初めての景色で、プロフェッショナルの底力というか。何もかもが激しく、経験値で、武者震いでございます。
相沢:いやぁー、そんなに言ってもらえて。
夢眠:私たちは6人なので、誰かがミスっても誰かがフォローしてくれたり、ちょっと甘えちゃってる部分があるのに、しょこたんは今までずっと一人で戦って、ものすごい責任感でやってきたんだなと思って。あと、例えば雑談する中で、鳴っていた音楽が何かのゲームのBGMに似てた時に、6人で「あそこの、どこのシーン」とか、しゃべれるけど、しょこたんは「今まで脳内で再生して、飲み込んでたのに、みんなが口に出してることがすごい!」って喜んでくれて。今まで一人で思ってたことを、今回7人で共有できるのは、すごく楽しいですね。「いっぱいしゃべれるといいな」って、その時に思いました。
中川:「音にしてもいいんだ!」という、すごい革命。
でんぱ組.inc:(笑)。