13日夜、東証による上場廃止決定を受けた記者会見で陳謝するライブドア幹部。(撮影:吉川忠行)

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マザーズ上場のライブドア<4753>の山崎徳之代表取締役と平松庚三執行役員社長ら4人は13日夜、証券取引等監視委員会が証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の容疑で同社を東京地方検察庁に告発したことに加え、東京証券取引所が同社株を整理ポストに移管し、4月14日付けで上場廃止を決定したことを受けて、東証内で記者会見した。

 冒頭あいさつした山崎代表取締役は「信頼回復に会社一丸となって取り組んでいく。株主、顧客、取引関係者などにご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と陳謝し、4人は一斉に頭を下げた。

 同会見でライブドアは、3月31日を基準日として株主を確定し、6月中旬に臨時株主総会を開催することを13日の取締役会で決定したと発表。社内から取締役候補として、平松現社長、清水幸裕・現執行役員上級副社長 、落合紀貴・現執行役員副社長の3人を選任したとした。社外取締役候補者については、確定次第報告するとした。【了】

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