【ファンキー通信】急増中! 気になる男性更年期障害って・・・?

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 更年期障害―。この言葉を聞いて、「それって女性だけのものでしょ?」と思ったそこのあなた! あなたの常識は間違ってますよ。ここ数年で、男性更年期障害に悩む人が増えているんです。あなたは大丈夫ですか?

 男性更年期障害の代表的な症状としては、性欲の低下、神経質、疲労、不眠などといったものが挙げられている。軽い症状なら誰にでもあることだが、会社を休んだり、日常生活に支障がでるほど症状が重い場合は通院が必要に。この症状を見逃し、放っておくと鬱状態などが続き、どんどん悪化することも・・・。

 このような症状は、女性の更年期障害と同様、男性の場合もホルモンの低下が原因となって起こる。男性ホルモンであるフリーテストステロンは40歳くらいから少しずつ減少し、これによって性欲の減退などが起こる。併せて家庭や仕事による大きなストレスが更年期障害を触発し、やる気がなくなる、イライラするなどの症状を引き起こすのだ。

 ここで、「自分も更年期障害では?」などと不安になってはいないだろうか?そこで気になる更年期障害度をチェックしてみよう! 下記の項目にあなたはいくつ当てはまるだろうか?

 (1)性欲低下はありますか? 
 (2)夕食後うたた寝をすることがありますか?
 (3)元気がなくなってきましたか?
 (4)最近、運動する能力が低下したと感じていますか? 
 (5)体力あるいは持続力の低下がありますか? 
 (6)勃起力は弱くなりましたか? 
 (7)「日々の愉しみ」が少なくなったと感じていますか? 
 (8)身長が低くなりましたか? 
 (9)物悲しい気分や怒りっぽくなったりしますか? 
 (10)最近、仕事の能力が低下したと感じていますか?
 (米国・セントルイス大学のモーリー医学博士作成より)

 3つ以上当てはまる場合は、要注意。しばらく症状が続くようなら、専門の男性更年期外来や泌尿器科などで診察を受けよう。ほとんどの場合は、男性ホルモンの補充治療によって症状が改善されるそう。

 今や、男性だって当たり前の病気。恥ずかしいからといって我慢したりせずに、病院に行ったり、相談してみることが大切なんです!(文/verb)

【参考資料】
こころとからだの元氣プラザ http://www.genkiplaza.or.jp/ほか