大正製薬にとって史上最大となる海外買収はうまくいくのだろうか(撮影:尾形文繁)国内大衆薬首位の大正製薬ホールディングス(大正HD)が同社史上、過去最大の買収に踏み切る。大正HDは12月19日、世界製薬大手の米ブリストル・マイヤーズスクイーブ(BMS)の大衆薬子会社であるフランスUPSA社を1800億円で買収することを発表した。大正HDの海外売上高は約320億円(2019年3月期見込み)。連結売上高2660億円(同)の10%強に過ぎ