「退屈な試合」と酷評された日本対ギリシャ (撮影/岸本勉・PICSPORT)

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スコアレス・ドローに終わったグループC、日本対ギリシャ戦。日本のサポーターにとっては残念な結果となったが、海外からも「今回のワールドカップで最もつまらない試合」との不名誉なコメントが並んでいる。

前半でギリシャのコンスタンティノス・カツラニスが2枚のイエローカードをもらい退場。そのため、より引いた守りの布陣になったこと、そして70%という圧倒的なボールポゼッションだったにもかかわらず、日本がゴールを決められなかったことで、試合は多くの視聴者に退屈に映ったようだ。

元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏は「日本は10人の相手と闘うにはお粗末と言える試合内容だった。攻撃の意思を感じられなかったし、無駄なタッチが多くプレー自体が遅く感じられた。本当につまらなかった」とバッサリ。

その他、Twitterなどにもこの試合の「つまらなさ」を非難するツイートが数多く見受けられた。さらに米国の「YAHOO!SPORTS」も「今後、二度と語られることのない試合」とし、比較的動きが良かった本田圭佑と、ギリシャのゴールキーパー、オレスティス・カルネジスをマン・オブ・ザ・マッチに挙げた上で、「でも、本当のヒーローは最後まで(つまらない試合の)笛を吹いてくれたジョエル・アギラール主審である」と独特の言い回しで皮肉っている。

【参照記事】
World Cup Match Report: 10-man Greece holds Japan to 0-0 draw, bores audience

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