羽田空港「床の日の丸」に激怒して話題 ご婚約内定、千家国麿さんの「愛国素顔」
高円宮家の典子さま(25)とのご婚約が内定した出雲大社禰宜の千家国麿(せんげ・くにまろ)さん(40)が、過去にフェイスブックに書き込んだことがネット上で話題になっている。
千家国麿さんは、出雲大社宮司を代々務める千家家の長男で、天照大神の子孫とも伝えられている。
フェイスブックへの書き込みが反響呼ぶ
天皇家も、天照大神を先祖とすると伝えられる。千家さんは、2014年5月27日のご婚約内定会見で、「2000年を超える時を経て、今こうして今日という日を迎えたということに深いご縁を感じております」と発言した。
千家さんは、国学院大神道学科を卒業して、乃木神社などで神職の経験を積み、05年から、出雲大社で宮司を補佐する禰宜などを務めている。典子さまとは、7年前から趣味のバードウォッチングを通して家族ぐるみで交流を深め、14年に入ってから結婚の話が進んだと報じられた。
千家さんの素顔は、まだ多く明かされていない。そんな中で、フェイスブックへの書き込みがネット上で注目されている。特に反響を呼んだのが、14年1月14日の書き込みだ。
日本航空が羽田空港でソチ五輪の特別ディスプレイを行ったことについて、千家さんはこうつづったのだ。
「羽田空港の床の上に・・・人々が踏みつけて歩くところに・・・国旗を貼り付けるとは・・・いったい何を考えているんだ、羽田空港は!」
千家さんがアップした画像には、床の上に「がんばれ! ニッポン!」とともに日の丸が描かれたディスプレイが写されていた。
千家さんによると、以前、神社の屋根をネコに被せたようなデザインの島根県観光キャラ「しまねっこ」が地元の店の足拭きマットに描かれていたことなどが気になったことがある。これらは、今はなくなったとしながらも、「羽田空港のは今もあるそうです。早く改善して頂きたいです」と訴えていた。
「国を愛する気持ちを大切にされている」
千家国麿さんのフェイスブック書き込みには、早速「あ、あり得ない事デスねぇ・・・(; ̄ェ ̄)」などと反応が寄せられた。これに対し、千家さんは、「少し考えればわかると思うのですが・・・」などとリプライの書き込みをした。
千家さんは、2014年1月15日には、日本航空のご意見・ご要望デスクに電話で問い合わせをしていたことも明かした。そして、日本航空がこの日、日の丸に覆いを掛け、数日中にディスプレイを撤去するとの返答があったと、ほかの人から情報が来たことを報告した。その後も連絡が来て、日本航空が19日に撤去したと聞いたとフェイスブックに書き込み、自らの訴えへの協力に感謝の意を示している。
こうした千家さんの言動について、取材に応じた神社関係者は、「国を愛する気持ちを大切にされており、ごもっともな意見を述べられていると思います」と評価した。ネット上では、「職業柄当然といえば当然か」「千家さんw嫌韓なんだな」など様々な声が出ている。
なお、日本航空の広報部では、取材に対し、千家さんから意見があったかは個人情報になるので答えられないとしながらも、「床は歩くところなのにどうなのか」といった指摘はあったとした。社内で検討した結果、それはもっともだと考えて、暫定的に日の丸の部分を覆った後、その部分がなくなるよう全体的にデザイン変更したとしている。