水中での開催も! 日本列島ユニーク入社式

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4月は入社式の季節です。入社式は、社長のスピーチや、新入社員の自己紹介などが行われるのが一般的な流れですが、中には、その企業の特徴を活かした個性的な入社式を行う企業も。ここでは、2013年以前の入社式の中から紹介します。

■楽天
2012年7月に社内公用語を英語にしたことでも話題になった楽天の入社式は、全編英語です。三木谷浩史社長が英語でスピーチし、新入社員代表も英語で抱負を述べるという入社式が行われました。グローバル化をはかる楽天ならではの入社式ですが、日本語しか分からない人にはチンプンカンプンかもしれません。

■コロンブス
靴磨きや革製品を扱うコロンブスが長年行っているのは「靴磨き入社式」。まずは先輩社員が新入社員の靴を磨き、コツやポイントをレクチャー。次に、新入社員が先輩社員の靴を磨き、交流を深めます。看板商品の靴クリームをより理解し、社員として自覚を深めるために行っているそうです。新入社員と先輩社員は、靴磨きでグッと距離が近くなるかも?

■鳥羽水族館
先日まで5年間絶食していたダイオウグソクムシを飼育していたことでも知られるこの水族館の入社式は、なんと水の中で開催。リクルートスーツに酸素ボンベを付けた新入社員が、次々と巨大水槽の中に入り、水中で上司から辞令を受け取ります。この式を成功させるために、新入社員はダイビングの猛練習をするそうです。

高島屋
入社式では、スーツの着用を禁止している高島屋入社式。新入社員は、セーターやジーンズ、スニーカーというカジュアルスタイルで出席します。役員もジャケットにノーネクタイで出席。リラックスした格好になることで、新入社員と役員が、率直に意見交換ができるようにと行っているそうです。でも、新入社員はどんなファッションにするべきか、すごく迷いそうですね。

■三菱鉛筆
ここで行っているのは「鉛筆けずり入社式」。新入社員は、先輩社員の手ほどきを受けながら、小刀で鉛筆削りを行います。その後、ペン字講師の先生から、「美文字を書くコツ」を伝授してもらいます。商品である筆記用具に愛着を持ってもらうのが狙いだそうです。新入社員の世代は、こんな体験はほとんどしてこなかったでしょうから、意外と楽しかったのではないでしょうか。

愛社精神を育むもの、先輩社員との仲を深めるもの、ちょっとした試練など、さまざまな入社式が行われていますね。あなたが勤めている&これから勤める企業では、どのような入社式が行われているでしょうか?

(岩見杏/プレスラボ)