ミランは1日のセリエA第2節で、カリアリにホームで3−1と勝利を収めた。4日間でチャンピオンズリーグ予選突破を決め、リーグ戦で初白星を挙げたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、落ち着きを取り戻している。

「重要な勝利だ。だが、我々はカリアリに多くを許しすぎた。ああいうミスは避けなければいけない。今日とエラス・ヴェローナ戦で、我々は避けられる失点を3つも喫した。ほかのチームは連勝しているから、今日の段階で差を付けられないことは重要だった」

ミランはMFケヴィン=プリンス・ボアテングが去り、FWアレッサンドロ・マトリが加わった。そしてすぐに、レアル・マドリーからMFカカーも加わるかもしれない。

「水曜からフォーメーションを変更しなければいけなかった。ボアテングがいなくなったからだ。彼がいないと、サイドの攻撃を担う選手が一人いなくなる。それで、2トップに戻りたかったんだよ。(マリオ・)バロテッリには、裏を突くストライカーが必要なんだ」

「カカー? (アドリアーノ・)ガッリアーニ代表取締役からは、レアルとは合意したが、選手とはまだ合意していないと聞いている。(ダヴィデ・)アストーリ? 彼はイタリア最高のDFの一人だね。だが、私は今のチームで満足している。とにかく、明日どうなるか、サプライズがあるかを見てみよう」

FWステファン・エル・シャーラウィが先発から外れたことは驚きを誘ったが、アッレグリ監督は一切問題はないと強調している。

「新たなフォーメーションを試す時間が少なかった。ファラオーネ(エル・シャーラウィ)はセカンドストライカーもやれると思っているが、裏を取ることを学ばなければいけない。とにかく、ロビーニョを選んだのは、現時点で彼の方がこのシステムをより理解しているからだ」