さいたまシティーカップ、浦和レッズvsアーセナルです。まあ、いわゆる華試合ですね。
浦和は、代表の3人と怪我で離脱中の鈴木啓太を除いたベストメンバーがスタメン。で、そのベストメンバーの中に怪我で1年4ヶ月も戦列を離れていた山田直輝がいたのが胸熱。公式戦ではありませんが、埼スタでの復帰戦ということで直輝本人は嬉しかっただろうし、サポーターとしても嬉しかったですね。次は、公式戦で見たいです。

試合は、ウォルコットのドリブルからのシュートがポストに当たったと思ったら、浦和の右サイドからの崩しで決定機。立ち上がりから面白い試合。アーセナルがどこまで本気で来たのかわかりませんが、浦和の選手は力試しということで真剣モードですね。ただ、アーセナルの選手も負けたくはないだろうし、ちゃんと高い位置からプレスをかけてきていたんで、決して手抜きモードでは無かったとは思います。

途中から高湿度の影響か、アーセナルの選手の動きが鈍くなったような気もしたけど、押し込んだ時の破壊力は流石にJリーグにはないものがありますね。浦和はなかなかボールを取れないので、一回押し込まれると苦しい時間帯が続きます。

後半からは山田直輝に代わって矢島、梅崎に代えて関口。アーセナルも、宮市とかポドルスキーとかを投入。
後半開始早々に、押し込まれて失点。ゴール前でウォルコットをどフリーにしちゃいかんだろ。那須が釣り出されたところにカバーが遅れた感じですかね。

与えちゃいけない立ち上がりで失点してしまって試合の流れとしては最悪でしたが、58分、CKのこぼれ玉を阿部ちゃんが押し込んで同点!
直後に、浦和は4人交代。山田暢久、永田充、野田くん、阪野くんを投入。そして、宇賀神に代えて永田拓也、ツボに代えて岡本さん。

同点になってから浦和も責める時間が増えてきて、試合としては盛り上がって行きましたが、なかなか両チームとも追加点が入りません。
中でも、矢島くんのところにあった決定機とか阪野くんが裏へ抜け出した決定機は惜しかったですね。

アーセナルも浦和守備陣を完全に崩したシーンが何回かありましたけど、そこはGK山岸とポストが何とか守って勝ち越しを許しません・・・
・・・と思っていたら、永田充と山岸の連携ミスで失点。
裏へ出されたパスだったけど、永田充が山岸に任せれば良かったのに頭に当てちゃって、それを攫われてのゴール。二人とも試合から遠ざかっていたとはいえ、う〜ん・・・永田らしいと言えば永田らしいかもしれないけど・・・。

というわけで、浦和はアーセナルに負けちゃいました。最後の失点の仕方が良くなかったので、気分的にはあまり良くないけど、まあ、浦和は健闘したというところでしょうか。以下、箇条書きで感想など。

・ウォルコット速ぇぇぇ。
・やっぱりアーセナルは強い。浦和のDF陣は振り回された。
・でも、山田暢久が本気を出すとアーセナルも抑えちゃう。
・ツボと宮市のマッチアップは、ツボが完勝。
・直輝は、輝いた訳じゃないけど悪くはなかった。
・ちょっと迷うとアーセナルにはすぐ寄せられる。速い判断が必要。
・野田くんが躍動。でも怪我が心配。
・阪野くんに意外とボールが収まる。
MOMは、埼スタのポスト