19日に行われたコンフェデレーションズカップ、グループA第2節のイタリア対日本は、4−3でイタリアが勝利した。チェーザレ・プランデッリ監督は試合後、声をかすらせながらも、連勝に満足感を表している。

イタリアは21分にPKを献上し、これをMF本田圭佑に決められると、33分にもMF香川真司に追加点を許す。41分にMFダニエレ・デ・ロッシのヘディングで1点を返すと、後半に入って50分にオウンゴール、52分にFWマリオ・バロテッリのPKで逆転したが、68分にFW岡崎慎司のゴールで再び同点とされてしまう。だが、86分にFWセバスティアン・ジョヴィンコが勝ち越しゴールを決めて逃げ切った。

プランデッリ監督は「イタリアのことは気に入った。苦しんだが、結果を出そうとしたね。無意識のうちに満足してしまってもおかしくなかったが、そんなことはなかった」とコメント。緊張が緩んでいたのかという指摘には、「ガソリンがなかったが、挽回した」と答えている。その上で、同監督は「もっと秩序が必要だ」とも強調した。