『ダウントン・アビー』シビル役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、降板を決意した理由とは?
『ダウントン・アビー』でクローリー家の三女シビルを演じるジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。本作の大ヒットによりイギリスやアメリカで広く名前を知られるようになった彼女だが、自らの決断によりシーズン3をもって降板した。その理由は、シビル役しか演じられなくなるのでは...と不安に駆られたせいだという。
「ぬるま湯につかりすぎたくなかったの」と、英Radio Timesのインタビューで語ったジェシカ。「怖いのと同時に、未知の世界に足を踏み入れるのはワクワクするわ。それよりも怖かったのは、(『ダウントン〜』を)このまま続けて、たった一つの役しか演じられないと気づき、もっとがんばるべきだったと後悔する日が来ることよ」と説明した。
「失敗して、顔面からすっ転ぶ方がマシ」ともコメントしたジェシカは、もともとバレーダンサーで、15歳の時にキーロフ・バレエ団に招待されてロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで踊ったほどの実力の持ち主。ダンサーを断念して女優へ転身したのは、足首を痛めたせいだそう。せっかく人気が出た番組を降板してまで新たな道を切り開こうとするストイックさは、こうしたバックグランドによって培われたものかもしれない。
今後は、ジョン・ハートが主演するイギリスのTVドラマ『Labyrinth』に引き続き出演するほか、映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』の続編となる『The Winter Soldier』に出演が決まっているそうだ。現在、23歳のジェシカ。これから演技にますます磨きをかけて、様々な役をこなせる女優へ成長してほしい。(海外ドラマNAVI)
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