20日に行われた抽選の結果、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でバルセロナと対戦することがミラン。CLにふさわしいチームであることを示すには、世界最高のチームと全世界に認められているバルセロナを倒さなければいけない。マッシミリアーノ・アッレグリ監督もそれは理解している。だが、同監督は決して気落ちせず、クラブ公式サイトでこうメッセージを送った。

「我々は世界最強のチームと当たった。いずれにしても、ラウンド突破を目指す。去年よりも運に恵まれることを願いながらね」

一方、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は事実を隠していない。

「信じられないよ。クレイジーだ。またバルセロナだよ。我々は最強のチームと対戦する。世界最高の選手たちが世界最高のサッカーをするチームだ。とにかく、トライしよう。(シルヴィオ・)ベルルスコーニ会長もそう言っていたよ」

快挙を成し遂げるには、運とうまさ、経験などすべてのミックスが必要だ。幹部のウンベルト・ガンディーニ氏も認めている。

「あり得る中で最も厳しいハードルだ。だが、それを乗り越えることができれば、我々は最後まで進める。パーフェクトなマシンとの対戦だ。ただ、彼らもグループリーグで普段より問題を抱えた。今回は突破だけを願う。我々全員はティト・ビラノバのそばにいるよ。我々との対戦で彼がベンチにいることを願おう」

一方、バルセロナMFセスク・ファブレガスは、「僕らはミランと対戦だ! ファンタスティックなラウンド16になるだろうね!」とツイートしている。DFカルレス・プジョールは「とても満足している。もちろん、簡単な対戦だからではない。ミランは僕がずっと好きだったチームで、彼らのホームでプレーするのは常に好きだった。だから満足なんだ。彼らには素晴らしいスタジアムがある。ファンタスティックな対戦になると確信しているよ」と述べている。