9月29日、参考消息網は記事「シンガポール紙:“水貨客”が中国本土人のイメージを悪化させている」を掲載した。香港では買い占めにより品切れが続き、「俺たちにヤクルトを返せ」というスローガンのデモまで起きている。写真は香港で買い物をする中国本土客。

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2012年9月29日、参考消息網は記事「シンガポール紙:“水貨客”が中国本土人のイメージを悪化させている」を掲載した。

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中国製品・食品の品質問題が相次ぐなか、中国本土の人々は自国の製品に対する信頼を失っている。それだけに海外製品への信頼が高まっているが、関税などの問題から中国本土では高くついてしまう。そこで目を付けられているのが香港だ。

シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国本土と香港の境界には夜も明けぬうちから多くの人が列をなしている。“水貨客”と呼ばれるその人々の狙いは密輸。個人旅行客を装って、関税抜きで香港の品物を中国本土へと持ち込む運び屋だ。

ターゲットとなるのは家電製品から粉ミルク、シャンプー、化粧品などさまざま。中国本土で人気のヤクルトまで水貨客は買い占めていくという。水貨客の襲来により、香港市民が買い物に出かけても売り切れているということもしばしば。先月には本土・香港の境界付近で「中国人は出て行け」「俺たちにヤクルトを返せ」をスローガンにデモが起きる騒ぎとなった。(翻訳・編集/KT)