30日に行われたロンドン五輪体操男子団体決勝で、競技終了直後に4位とされて抗議を行った日本が結局2位に繰り上げられる騒動が発生した。中国国際放送局は、メダル圏内から押し出されたウクライナから強い不満が出たことを伝えた。

 記事は騒動のいきさつを紹介し、日本の抗議により内村航平のあん馬の点数が0.7点上乗せされたことで日本が2位に浮上、「銀」だった英国が「銅」に、「銅」だったウクライナが4位に転落したことを伝えた。

 そして、結果について「英国は受け入れたが、ウクライナは怒りが収まらなかった」と伝え、同国の選手が試合後に「日本選手はあん馬で明らかにミスを犯したのだから、われわれが勝つべきだ」と語るとともに、「彼らだってミスを犯した。でも仕方ない。ロンドンは彼らのホームだから」と開催国である英国に対する採点にも不満をこぼしたことを紹介した。(編集担当:柳川俊之)